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印し2

放課後、生徒会室に向かう。

ナルトは誰よりも先に居て、仕事を黙々と片付けている。
キバは真面目なときと不真面目なときとのむらがありすぎて困る。
ネジやシノはナルトと同じで黙々と仕事を片付ける。
オレはマイペースに仕事を片付ける。

ドアを開けたが、誰も居なかった。
珍しい。
ナルトが居ないことなど無いのに。



ふと、生徒会室に設置されているソファを見ると。
黒い革地のソファに散らばる金色を見つけた。
こんなところで居眠りするなどナルトにしては珍しい。
それほど疲れていた。
と言う事なのだろう。


寝顔を眺め、頬に触れる。
瞬間、ナルトの眼が薄っすらと開いた。
「おはようさん。大丈夫か、ナル」
呼びかけるが、反応が無い。
寝ぼけているのかと思ったその刹那。
ナルトの頬に触れていたシカマルの手に、ナルトが触れた。
手を絡ませたり、爪の輪郭をなぞったりして遊んでいる。

これは、ナルトがシカマルの温もりや甘えたいときなどにする行為なので。
シカマルは自由にさせてやるだけ。
だが、今回は違った。

「痛っ!?…ナル?」
いきなり、指を噛まれた。
ナルトの顔を見るが、まだ夢うつつのような目をしている。
血が滲むほどに噛まれ、これ以上やられると千切られると思い。
ナルトから身を話した。








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言い訳
長いんで、またまた区切りました。
無駄に長くて本当にすみません。



あきゅろす。
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