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現パロJG



「あ〜〜もうっ!」

普段温厚な、あのガイが珍しく苛立ちを見せていた。
昨日の時点ではこれと言って不機嫌にさせることはしていない筈だ。
それに、毎日のペースでガイを怒らせたら冗談ではなく別れ話が出かねない。
(いつだか忘れたが一週間以上家を留守にされたことを思い出した)
焦らしったらしく、ベッドに胡坐を掻きながら下唇を噛み締めている姿に見惚れる。

「そんなに大きな声を出されて…らしくありませんねぇ。どうかしましたか」
「痒いんだよっ、…この虫刺され」

そして問題である太もものカ所を指差した。
発言と苛立ちからして、掻き毟ったのであると予測出来る。
おまけに赤く腫れ上がっており、何とも痛々しく見えた。

「絶対普通の蚊に刺されたんじゃないだろ、これ…」

眉間を顰めつつ、ガイはまじまじと真剣に見入っていた。
気にしなければいいものの、ついつい神経がいってしまう虫刺されは厄介者以外の何物でもない。

「あーあ…折角の綺麗な脚に跡が残ってしまったらどうするんですか」
「そうか?俺は気にしてないけど…。ってか綺麗な、って何だよ」

あからさまに不満の顔を貼りつけた表情を向けられた。
本人は全く気にも留めていない様子。
だが、あの滑らかで肌理細やかな、思わず触れたくなるような肌に色素沈着を起こさせるのは勿体無い。
今でもガイはお構い無しに、と太ももに爪を立てる。

「そのままの意味ですよ。貴方の脚は誰よりも魅力的なんですから…」

ひょい、と膝裏を持ち上げると小さく声を裏返しながら重力のままベッドに倒れた。
倒される意味が分からない、と言った風にガイは足蹴りをしてくる。

「…おっと。行儀の悪い子ですね〜」
「アンタが押し倒して来なければこんなこと…っ、」

頭上に伸ばした脚の内太ももをやんわりと揉む。
それらを優しく扱うように唇を落としつつ、赤く腫れた中心へと指を翳した。
ただその一連の流れを、ガイは目線を逸らさずに見つめていた。

「ここ、痒いんでしたっけ」

口角で孤を描きながら問いかけると口を尖らせつつガイはそうだよ、と答える。
肌に注意を戻し、痒みを取る為のいい案を思い付いた。
手のひらを思いっきり広げ、そこから間を取ると距離を一瞬に縮めていく。

「――…ッ!」

ぺちぃん、と渇いた音。
ガイにはあまりにも予想外のことだったのか、暫く言葉を失っていた。
ようやく事を理解したのは先程叩かれたカ所が、今度は痒みではなく痛みで腫れてきたところだった。

「どうかしましたか。ガイ」
「なっ、ア…アンタ何して…っ」
「何って、処置ですよ。痒み止めの」

ガイの動揺とは裏腹に冷静に答える。
もう一度して差し上げましょうか、と準備にとりかかると全力で止められた。

「やめてくれっ!俺がドMに見えるだろ!」
「おやぁ。何を今更」
「え、」





end.
2010/08/25

虫刺されは恐ろしいですよ〜!
村瀬は夜に外へ出掛けていて足首や膝裏、太ももの際どいところを刺されました。
腫れ方が普通じゃない。
刺されたカ所から半径1,5cmぐらい赤くなるんですよね。
そして痒さも尋常じゃない。
数日間痒さが続くんです。
普通の蚊なんて、可愛いもんですよ。

ガイが太ももを刺されてしまったのは、そこが魅力的だったからだよ…!
あ、刺されたところを叩くのが適した対処法かどうかは知りません。
それより自分は冷やす派でした。
保冷剤でひんやりは気持ち良かったです^^
叩いた方がJG的には美味しいよね!ということです。
このあとガイはジェイドに惜しみなく叩かれたのかな。
ちょっとジェイドは鬼畜モードになったのかな。
ご想像はここまで読んでくれた皆さんにお任せします。
それにしても、このオチなんなのか書いた本人も分からないだなんて。←

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