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もしも世界中に二人だけなら

ツンデレ




「子供でも作りますか?」
「…なっ、に言って…!」

あまりにもジェイドの思考が吹っ飛んでいた。
のどの手前で言葉が詰まってしまったように後から出てこなくなる。

「いや〜二人きりと言うのも嬉しいのですが、寂しくありません?」

同意を求めるようにジェイドは目を細めているが、むしろ呆れてしまう。
アンタの頭の中はそんなことしか詰まってないのかよ。

「だからって子供を作ろうって発想、俺はどうかと思うぞ…」
「私なら貴方を妊娠させること、造作もないと思います」
「悪い冗談はやめてくれ」

第一、俺は男だ。
アンタと同じモン付いてんだからな。
子供でも作りたいなら女を相手にしてくれよ…って、二人だけならしょうがないか。

「私と貴方との子供なら愛くるしいですよ」
「あーはいはい、そうですか」

手に追えなくなってきたので、さらりと流す。
すると背中からジェイドが被さってきた。

「きちんと構って下さい。ガァーイ」

いい大人が、重っ苦しい。
追い払おうにも自分と同じガタイの男が背中に乗っているとなると、振り払えやしない。
それも、耳元でしゃべってくるものだから厄介だ。

「今から励みますかぁ?…子・づ・く・り」
「っ…!アンタなぁ…」

そんな気もしていたが、トップスのボタンを外された。
うなじに口付けられれば、ちゅうと音を立たせ吸われる。

「おや、そっぽ向いたりして…元気無いのかと思いましたが」
「っ…、」
「身体は、正直なようで」

気分はそこまででは無いが、身体の反応は隠しきれない。
股間が揉まれ、キッ…とジェイドの目を見て睨んだ。
しかし、それに比例するように揉まれる力が強まった。

「そこ…揉むなっ、て…」

何、人のモン揉みながらニヤけてんだよ…!
そう思うと、だんだん腹が立ってきた。
いつもいつも、自分の好きなようにやりたい放題。
抱かれる身にもなってみろってんだ。

「…おや、」
「アンタもここ…ビンビンだぜ?」

余裕をこいていた男のモノは意外や意外、腫れていた。

「今日のガイは積極的ですねぇ…」
「しょうがないから、アンタのその子作りとやらにノってやるよ」
「堂々と子作り宣言ですか」

言い出しっぺはそっちだろ。
面白いじゃないか。
二人だけの世界で人口増やしてやろうぜ。





end.
2010/05/03

(あとがき)
自分で書いておいて、何じゃこりゃー!と謝罪(?)をしたい気分です。
まずお題が「もしも世界中に二人だけなら」なのに、行き着いた先が子作り(笑
他のを考えても良かったのですが、どうせありきたりになるのだと考えたらこのような結果になりました。
ジェイドを変態に仕上げるのが好きです。←
ノリノリなガイは考えられなかったので、ツンデレ気味にしてみました。
即席なので表現力の無さには完敗ですっ^^


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