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VG2




「何を…!?ヴァン!」

「そこまで表情を強張らせることはない。その内私にすがるように良くなるはずだ」

「…ン、いや、だぁ…!」


首を数回横に振るが当然の如く聞き入れて貰えず、握れ触れる手は強くなるばかり。
とうとう肉棒が外気に晒された。


「すでにパンパン、だな…誘っているのか?」


服から顔を出した瞬間、萎えることはなく天を向く。
それは恥ずかしいぐらいに自己主張をしている証拠だった。
最近ろくに自慰もしていなかった為か、限界は近い。


「触る、な…!」

「こちらは触って欲しそうに震えているが」

「っ!ひぃ、ぁあ…」


他人に触られたことの無いそこは生まれて始めての感覚に戸惑う。
自分が触ったことのあるはず部分が少しだけ、いつもと違うような気がして。


「ほぅ…抵抗しているわりには、少しずつ先走りが…」


割れ目をくにくにと指の腹で線に沿うように撫でられる。


「は、ぁんッ!」


時々爪を立てられ、肉を引っ掛かられる。
その度に、きゅっと声を押し殺すように強く目を瞑った。
ただ痛いというわけではない。
逆に信じかたいことだが気持ち、良いのだ。


「ぬるぬるだな…もう我慢出来ないのだろう?」

「…!ち、がぁ、ぁああッ」


ここが野外であり、大通りに面した一本外れた道だということを忘れてしまうほどの快楽が身体を操る。
反り返った肉棒を視線を外す。
確かに我慢出来ないのであろう、白濁色の液体と血管が浮き出ていた。


「やぁ、はなせっヴァン…」

「イきたくないと言うのか?それとも貴公の自慰姿を私に見せてくれる、と?」

「そんなっこと、するわけ…あッぁああ――!!」


一瞬で、頭の中が真っ白になる。
理解出来たのは絶頂を迎える前に見た、ヴァンが目を細める表情。
数回に分けて溜まった欲望を放出した後に全身の力が抜ける感覚に陥った。


「ふっ…濃い、な。貴公の精液は」

「はぁっ…は、はぁ…」


ぺろ、と目の前で指の間の液体をこちらにわざと見せつけているように舐め取っていた。
赤い舌が糸を引くものまで隅々と。


「…もう、やめろ…こんな、こと…」


脱力した身体がなだれ落ちるように壁を伝ったが、足の間に膝を割り込まれる。


「…やめろ?それは無謀なこと」


後方にも手が回されたかと思えば思いもよらぬヵ所に違和感を感じた。
太い指が一本、あの穴を解していく。


「なっ、そこは…!」


まさか、と顔の血の気が引いていく。
排泄以外は使用しない穴を男が活用する時は、あれ以外に考えられな…。


「いやだっ…やだ、いやだぁあ!!」

「さぁ。快楽の海に、共に溺れましょうか。ガイラルディア様」









END.
NEXT.あとがき
2010/02/00



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