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clap6


暗い手元が夜空に輝き羽ばたいた光によって照らされる。
その度に目線が合うことが、恥ずかしかった。




「何ッ…こんなところで、サカってんだよ…」
「貴方の浴衣姿を見ていたらムラムラしてしまって」

それはまるで最初から俺が悪いように聞こえてくる。
旦那だって浴衣、着ているじゃないか。
周り一帯視界に入るのはそびえ立つ木々と微かに聞こえてくる露店で賑わう人の声。

「な、冗談だろ…旦那」
「おや、私がいつ貴方に冗談を言いました?」

言い寄られ、後退る。
目が本気だ。
こんな時のジェイドは俺の手には負えない。
回避を続けていたら行き場を失ってしまった。
背後には太い幹を持った大木。

「そ…れにっこれから花火を見るってとこだろ」
「言葉で否定しているわりには…ほら、私に触れて欲しそうに尖ってきましたよ」

襟から胸、腹へとジェイドの手が侵入を始めた。
手は敏感なヶ所をわざと避けていくかのようにもどかしく、いやらしく身体をまさぐっていく。
木の幹へと伸びているジェイドの腕が邪魔して逃げたくても、逃げられなかった。

「や、めっ…話聞けよっ…んぅ…」

ついに胸の突起を摘まれたと同時にジェイドは唇に吸い付いてきた。
互いの唾液を絡め合い、長いディープな口付けが続く。
いつしかそれに夢中になってしまっている自分がいた。

「もう先程のように抵抗…しないのですか?」

唇が離され、銀色の糸が2人の唇に橋を架けた。
いつの間にかジェイドにすがるように浴衣の裾をしがみつくように掴んでいた。

「もう勝手にしろっ…」

ジェイドの首に腕を絡め、今度は自ら誘うように口付けを交わした。





パァ…ンと、数々に夏の風物詩が夜空に放たれる。
それを今夜はジェイドと2人きりで見に来た、というのに今の俺にはそんな余裕さえ、無い。

「乱れた淫らな浴衣姿とは…なかなかそそられますねぇ」
「変な、コトっ…言うな、よっ…」

そう、ジェイドからは俺の全てが丸見えだった。
火照った顔も浴衣がズレ落ち、剥き出しになった上下する肩も帯の下の布の間から顔を出す肉棒も2人の結合部も、全て。
いわゆる対面座位。

「あ、あぁっはぁん…くぅ…」
「外ですからね〜感じているのですか?締め付けがいつもの比ではありませんよっ…」

それはお互い様と言っていい程、ジェイドの肉棒も固い。
出入りが繰り返される度にそう思った。
ナカが擦られ気持ち良すぎて意識が飛んでしまうのではないのかと言うほどまでに。

「じぇいどぉ、ひゃあ、あ…!」
「貴方も…バックに映る花火も、綺麗ですねぇ…」

腰をグッと引き寄せられた。
後頭部も同じように持っていかれ、何度目かも分からない程唇を重ね合った。





「昨日はとても楽しかったですよ〜」
「俺は全然楽しくなかった…」
「おや、何故?」
「俺の位置からじゃ花火なんて見れなかったじゃないかっ」
「そうでしたねぇ、私がガイと花火を独り占めしてしまいましたから」
「ジェイドしか見えなかった…ジェイドしか見えなくなってた…」
「…!ガイ、私を誘ってるのですか?」
「…え?」





END.
09/07/31〜09/09/04

◆あとがき◆
天然タラシなガイ様降臨ですっ。
これは甘いのか、ガイ様が強気受けなのか、ツンデレなのか全くわかりません^^←
夏の風物詩=花火といった感じで書いたのですが、あまり関係してなくてすみませんー!
とりあえず2人に浴衣着せたいなー、と。
ジェイドにガイ様の浴衣を脱がせてやりたかったのですがSSサイズには収まりきらないなー、と。
とりあえず野外でさせてやりたいなー、と^^←
もっと濡れ場を増やせば良かったですね、今更ながら思いました…うーん。

最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました。
気に入ってくれましたら感想等、拍手・掲示板にてお願いします^^

村瀬りんく

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