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いきなり、ジェイドに呼び出された。
『渡したいものがあるので、今日中に私の執務室に来て下さい』
何かと思えば今日は3月14日、ホワイトデー。
2月14日にはジェイドに手作りのチョコレートを贈った。
(あれは贈ったというか、何というか…)
そう自前に言われるとこれからのことを期待して胸が膨らむ。

「何、用意してくれてるんだろうな…ジェイド」

時に鼻歌を交えながらブウサギにブラッシングをし、仕事が片付いたところで執務室へと向かった。





コンコン。

「ジェイド、俺。入るぜ?」
「えぇ、どうぞ」

扉を開けて中に入る。

「もう少しできりがつきそうなのでそれまでソファに腰かけていて下さい」
「え?あ、あぁ…」

部屋を見渡しても、プレゼントらしきものは見当たらない。
机の中にでも閉まってあるのだろうかと思い、気にすることなくソファに腰かけた。
特にすることもなく、ジェイドに「紅茶でも淹れようか?」と聞くと「どうぞお構い無く」と返された。
あまりにも暇なので書類に目を通しているジェイドをかっこいいなぁと思いながら眺めていたらいきなり目が合い、肩を上げてびっくりしてしまった。

「…さて、仕事が一段落つきました」

とうとうプレゼントが渡されるのだろうか。
期待と緊張のあまり、心臓の鼓動が波打つのが分かる。
ゆっくりと、ジェイドが近付いてきた。
すると、ポケットから1本の赤いリボンを取り出しジェイドは自らの首に巻き付けた。

「…?」
「バレンタインデーのお返しです。渡したいものとは“私”ですよ、ガイv」
「…え?」

ええええええええええええええええ(ry

「これを…おいしそうに私の前でしゃぶって下さい」

目の前に取り出されたのはジェイドの肉棒…と、今日の為にもう1つ用意されていたホワイトチョコレート。

「うまくコーティングして下さいね…」

ソファに腰かけているジェイドの足の間に顔を埋める。
肉棒の根本を掴み、もう片方の手でホワイトチョコレートを垂らす。

「(…すご、おいし、そうっ…///)ん、ふぅっ…」

口の中に含みきれるだけの質量を押し込んだ。
根本を掴んでいた手を上下に動かし始める。

「…ふ、イイですよ…」

時々口から肉棒を取り出し、反り返り始めた裏筋を下から一気に舐め上げる。
ジェイドの先走りとホワイトチョコレートが組み合わさり、何とも卑猥だ。

「ふぁ、ジェイドの、おっきくて…おいしい…///」

赤い舌をペロリと取り出し上目遣いで反応を伺う。

「そんな顔をされては…私のペニスが興奮してしまいますよ?」

髪をさらりと撫でられた。
それがとても心地よい。

「う、んっ…ん、んぅ…」

口の中の肉棒が、熱く固く脈を打つ。
それと同時に苦い液体が放出される。

「おや、すみませんねぇ。あまりにも気持ち良かったものですから…」

出された分の液体を、全て呑み込む。
口角に零れてしまった精液が顎を伝った。

「ジェイ…ドの、ホワイトチョコレート…俺のナカに、いっぱい…欲しいっ…///」
「…えぇ、あなたのナカにたくさん注いで差し上げましょう」

ソファに仰向けに寝かされる。
下半身に身に付けていた衣服を次々と脱がされた。

「反応、してるみたいですね…」

晒された肉棒が天を向いていた。
それをツン、と指で弾かれる。

「…ッ、ジェイド…さわっ、て…!」
「まだですよ…こちらが先ですv」
「ふぁっ?!あ、んぅ…///」

ヒクついた小さな蕾に、ホワイトチョコレートを付けた指が入り込んだ。
ジェイドはそれを次々と押し込み、指を増やしていく。
反応してしまう身体を抑え、ソファを掴む腕に力が入る。

「あなたのここも、とてもおいしそうですねぇ…」
「あっ!そこっ…はぁあっ///」

指を引き抜いたかと思えば今度はジェイドの舌が入り込む。
入り口に円を描くかのように舐め回され、中心を突かれる。
閉じかけた足を力で左右に割られた。

「だ、めっ…じぇい、ど…出ちゃう…!」

ぴちゃ、くちゅ…と卑猥に聞こえる音に鼓膜を犯され、ジェイドの舌に感じてしまい達した。
放出された液体が自分の腹に振りかかる。

「後ろを舐めてもらっただけで達してしまいましたか?」
「―…///気持ち、ヨかったんだっ…」
「ではもっと気持ち良くなることをしてあげましょう」

蕾に大きな肉棒をあてがわれた。
そのままジェイドは挿入を開始する。

「っあ、あ…あぁ!…すご、ぃ…!」

大きな熱の塊が、奥まで行き届く。
ジェイドは腰を小刻みに振り始めた。

「…ッ、締まり具合が…最高ですね…」

奥に肉棒が押し進めばナカがそれを呑み込んでいく。
内壁を擦られる度に快楽が押し寄せる。

「もっと…奥に、熱いの、欲しっ…!」
「良いですよ、今回は…あなたのお望み通り…」
「あっ、いっぱい…出してぇ!///」

腰を浮かせられ、奥に打ち付けられる。
熱い熱がナカに広がった。





「どうでした、ガイ。私からのお返し…気に入って頂けましたか?」
「腰が…痛い…」
「おやぁ。私はお望み通りに腰を振ったまでですよ。確かホワイトデーのお返しはバレンタインデーの3倍でしたよねv…何か、不満でも?」

嫌味たらしく、ジェイドは笑みを作る。
言い返したいが、返す言葉がない。

「―…けど、ヨかった…ジェイドの、気持ち…ヨかった…///」

恥ずかしさのあまり、顔が火照ていくのを感じた。

「ガイ…やはりあなたは可愛い人ですねぇ。好きですよv」
「ストレートにそういうこと…言うなよ、恥ずかしい…」
「あなたは?」
「…大好きっ…」





END.
09/03/08〜09/

◆あとがき◆
甘いって一体何ですか。←
一応、バレンタインデーネタの続きということになっています。
ホワイトデーとか関係なく、ただガイ様が淫乱なだけな感じがして申し訳ない。
ホワイトチョコレートプレイとか…マニアックだよこの鬼畜眼鏡っ/(^O^)\
来年はこんなことにならないように気を付けたいと思います(反省

最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました。

村瀬りんく

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あきゅろす。
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