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ほのぼの



鬱陶しい。
何時からか分からないが、前々から思っていた。
それをどう処理しようがしまいが、こちらからしたらどうでも良いことかもしれない。
しかし見映えというか外見が悪くなるのではないか、と言われればしょうがないことで。





「旦那、前髪伸びたな」

はらり、と書類に目を通していた顔を上げれば落ちてくる。
鬱陶しい、前髪。
少しぐらい伸びている程度なら気にすることはないのだが、すっぽりと目が隠れてしまうほどの長さ。

「そうですねぇ。いい加減鬱陶しく思います」
「そろそろ切ればいいだろ?」
「散髪なんて行っている時間ありません。おかげさまでご覧の通りです」

指を差した後頭部には透き通るような密色の髪。
男のくせに長髪で、けれどもそれが妙に似合ってしまっているらしい。

「ははっ、そんな暇ないってか」
「その通りです」

黙々と執務をこなしているはずなのに、次から次へと溜まっていく書類の山。
そして迫り来る実地訓練に会議の数々。
髪のことなんて気にしている暇は無かった。
その結果が、これだ。

「それに私に短髪は似合いませんし。このくらいが丁度良いので」
「まぁ、似合ってるから良いんじゃないか」

似合っている…ただ無造作にしていたことに誉め言葉なんて、棚からぼた餅と言えよう。

「あなたの短髪も似合っていますよ」
「…よしてくれよ。誉め返すなって」
「長髪姿も、私は似合うと思いますが」

金髪をなびかせる長髪も、なかなかのものだと想像する。
是非、1度はお目にかかりたいものだ。

「そうだ、時間が無いなら俺が髪切ってやるよ。ジェイド」

流石使用人気質。
ここはお言葉に甘えておいた方が正解なのかもしれない。

「それではお願いします、ガイ」
「ああ。任せとけって」





END.
2010/01/22

◆あとがき◆
ものすごく歯切れが悪い。
ただ、ほのぼの〜としたJGを書きたかっただけでオチはないのです。
ほのぼのJGを書けたのかも危ういところです^^;
もっと絡みを入れても良かった気がしましたが、断念しました。
そうすると長くなるんですよ…無駄に。

ジェイドの散髪はガイ様がしていたら良いですよね。
なんかそしたら可愛いですよね〜(何が
絶対ジェイドはガイ様の金髪好きだと思います。
あ、もちろんガイ様もジェイドの髪は好きなんだと。
まぁ結局は両想い。
詳しい話は後で小説にまとめられたらと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

村瀬りんく



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