妄想圏外区域
③
｢クラス、一緒なんだ｣
｢あ、はい。言ってませんでしたっけ？…ついでに言うと昔馴染みなんです｣
ふむふむ、成程。
なんとなく理解出来たよ、執着の理由。
ご執心の対象はどうやらサッカー部じゃなかったみたいだね。
｢…好きな子を苛めるタイプか……｣
｢はい？｣
｢いや、何でもないよ。それより追い掛けなくていいの？｣
｢あっ、いけない！それじゃ失礼しますっ｣
ばたばたと、もう見えなくなってしまった木暮の後を追う音無。
なるほどナルホド。
彼が好きなのは彼女で、彼女が好きな場所は守る対象ってわけか。
ま、憶測でしかないけど。
さてさて。
天邪鬼な悪戯好きの彼がこの先どう変わっていくのか、傍観者の立場から見させてもらうとしますか。
ちいさな恋の物語
(そんなわけで真一！僕達も愛を育もうべばっ！！)
(名前で呼ぶな愛を作った覚えはない喋るな触るな近付くな)
(ああ、愛が痛いよ真一！)
―――――
総受けも好きだけど固定CPはもっと好き^^*
半田はガチノ瀬と松野に好かれてればいい←
源佐久もいいなー豪風もいずれry
番外編でちょこちょこ書けていければいいな
20100306∮詩夜∮
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