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先生 × 生徒シリーズ (with かずねちゃん)
3
「柏木、後で進路室に来い」


相変わらず
傲慢な言い方。


「はい。わかりました」



そして僕は
先生が待ってるであろう
進路室に向かった。














「失礼します」


ドアを軽くノックし
室内に入る。



部屋の奥にある椅子に
先生は座っていた。


「先生。なんの用ですか?」


「わかってんだろ?
お前、俺のこと避けてるだろ?」


「別に避けてないし」


いや、
実際には1週間くらい前から
避けている。


理由は2つある。



まず、1つ目。
先生はいつも会う度に
僕と身体を繋いでくる。


会う度とか
正直、体がもたない。


だから少し休みたくて
先生を避けていた。





もう1つの理由。




それは、先生との関係に
迷い始めてしまったから。




先生との関係が
他の人にバレたら
僕じゃなくて
先生に迷惑をかけてしまう。


そんなのは嫌だ。



これが先生と距離を置いてる
一番の理由かもしれない……



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