先生 × 生徒シリーズ (with かずねちゃん)
5
「そっか…晴希は、教師か…。俺も教師、やろうかなぁ。」
「太郎には無理でしょ。」
「んなわけないだろ。俺はやればできる男なんですー」
「こないだのテスト、ギリギリだったのに?」
「それ禁句!!」
「あはは、忘れてたよ、ごめん。」
「誠意が足りんな」
「はいはい。ほら、行こう。マックで何か奢るからさ。」
「まじか!許す!」
ねぇ先生?
なんだか僕はあなたと同じ道に進むことになりそうだよ。
あの時はこんなことになるなんて、予想も付かなかったけれど。
でも、今俺が俺の道を見つけられたのは間違いなくあなたのおかげ。
ありがとう。
ねぇ、先生。
もしも教師になれて、あなたにもう一度出会えたら今度は…
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