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先生 × 生徒シリーズ (with かずねちゃん)
2
「別れよっか、せんせ?」



自分で告げたはずの言葉が、やけに遠くで聞こえた。




「…は?」


たっぷり10秒は経っただろうか。

先生の口からたった一言、疑問を示す言葉が零れ落ちる。


何を言っているのかわからない、という顔。


それにちょっと喜びを感じてしまうのは、僕がまだ先生を好きだから?



「何、言ってんの…晴希。」


低い声は相変わらずだけど、聞きなれてる耳にはわかる。


…先生の声が、ちょっと震えていることに。



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あきゅろす。
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