修正版(途中)
1
6時少し前。
突然転入生が帰ると言い出した。
非常に面倒だが仕方ない。
ここは送っていかなければ。
「送ってってやるよ。」
「ええっ、ほんとか!?」
「僕も行くよ、柚。心配だからね。」
「おう!彬も二三弥もサンキューな!!あっ、なあ響は!?」
「あいつはいいんだよ。」
「なんで?!仲間はずれはよくないぞ!」
そう言って何故か仕事中の響の元へ駆け寄っていく編入生。
あいつには日本語が通じないのか。
「響!!」
「んー、何?」
若干めんどくささが隠し切れずに声に出ている。不器用なやつめ。
「お前…さびしくないのか!?」
「…なんで?」
「だって!!仲間はずれにされてんだろ!?」
「?」
「でも!俺が一緒にいてやるからもう大丈夫だぞ!」
「??へー…あ、ありがと?」
ああ、響がめんどくさがってる。
どうする俺。どうすればいい。
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!