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修正版(途中)
7


カチカチとキーボードを叩く音が広い生徒会室に響く。

現在時刻、6時22分。

つい先ほど転入生がそろそろ帰ると言い出した。
会長と副会長は寮まで送りに行ってしまったため、今は生徒会室に俺一人だ。

もしかしたらこのまま部屋に戻るのかもしれない。


ちなみに書記の飯泉左近・右近(双子だ)はまだ実家にいるらしい。
あの二人の家は武道一家で、左近は弓道の、右近は空手の特待生。
今回の夏は二人の予定があわず家に帰るのが遅かったため、帰ってくるのも遅いのだとか。

律儀に俺のパソコンにもメールが入っていた。

仕事はメールで送ってくれとかなんとか。
まあそれは会長にまかせておこう。俺はあまりパソコンは得意じゃないから。


…そういえばあの二人は転入生のことを歓迎しているのだろうか。

左近はそういうの全く興味なさそうだけれど。
右近は正直よくわからない。


(これ終わったら俺も帰ろう。)

もうすぐ今作っている書類が終わりそう、という時だった。

「あれ、かいちょー?」

会長が戻ってきた。
驚きだ。

「副会長はー?」

「部屋に帰った。」

「ふうん。」


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あきゅろす。
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