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詩集 No.1
ゆめ


ゆめ


夢を見ていたの
いつものあの道で 君と二人で笑っていた
多分秋ごろね

季節は巡って 時が経っても
変わらないはずの気持ちだったけれど
君は変わってしまった だから
この手を離す勇気をください

泣きたくなんてないよ
でもね、悲しいままで終わらせるほうが苦しい
私が君を好きな分だけ 想い出も楽しくしたいのに


白い机に
仕舞えないままの写真が置いてあるの
綺麗な海の青

約束をしたわけじゃないけど
信じていたい そう思っていただけ
離れ離れになる それが
どんなに辛いか知らないままで

泣きたくなんてないよ
でもね、わからないの
胸の痛みが終わらない
私が君を好きな分だけ 想い出もさびしくなるのかな


泣きたいわけないわ
君に、そんなところ
絶対見られたくないの
どんなに泣いても変わらない
結末(ミライ)を知ってしまったから

だから、お願い
どうか私が君を好きな分だけ 君が幸せになりますように


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あきゅろす。
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