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在世界一號,
2


この時期何が嫌って、仕事がやたら増えることだ。

文化祭関係ものはもちろん、完全下校時刻も遅くなるから馬鹿なことをする奴も増える。

まあそれは風紀の仕事なのだけど、最終的な承認印やら何やらは必要なわけで。
そうなればこれからの方針も決めなければいけないからそれについて知る必要があるわけで。


俺は会計だから、基本的には文化祭関係の仕事しかしないけれど、だからこそ、かいちょーの傍にいられない。

それに書類作成は生徒会室でしかできないから、生徒会室に行かなければいけない。
なんでも、情報の漏洩を防ぐためらしい。



ん、何?
俺は音楽室にいて大丈夫だったのかって?
大丈夫なわけないじゃん。仕事なんてほとんどしてなかった。

でも、別に、俺がやらなくたっていいんじゃないかなって思ってさぁ。

そっちが勝手に色々やるなら、俺だって好きなようにさせてもらったっていいよねー。



でも、まあ、さすがに忙しいこの時期に仕事しないのは俺の良心が痛むし。

仕方ないかって思って、来た。



のは、それは俺の責任だけど、さ。



…何なの、この状況。


百歩譲って、転入生、お前がここにいるのはしょうがないとしようか。
どうせ言っても聞かないなら面倒なだけだし、いつものことだ。


…だけど何で俺、お前に説教かまされてんの?




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あきゅろす。
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