在世界一號,
1
俺は俺の世界で生きている。
誰が聞いても当たり前だと思うだろうけど。
誰も否定なんてしないと思うけれど。
俺には俺の基準がある。
当たり前のことだ。
でも、みんな俺を『変な奴』だと言う。
自分の世界があることは誰だって認めるのに。
自分と違うもので構成された他人の世界は、認めない。
それを認めることは、自分にとって大きな変化になるから。
いい意味でも…悪い意味でも。
人間て、おかしいね。
ああ、この世界が、綺麗な音だけで出来ていたらいいのに。
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!