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在世界一號,
5

** 柚side **


「なあ彬…響って俺のこと嫌いなのかな。」

話しかけてもずっと表面上の笑いだけ。
あんな笑い方しててもきっとむなしい。あんなの駄目だ。


「さあな、あいつは別に誰も嫌いじゃないんじゃね?」

「どういうこと?」

「あいつの中では好きとか嫌いとかいう区分がそもそも無いんじゃねぇかって話。
誰が好きとか聞いたことねぇし。
その時の気分しだいなんだろ。」

「じゃあ俺嫌われてないの?」

「わかんねーよ。本人に聞かなきゃ、そんなの。」

「だよな、よかった!嫌われてるかと思った…あいつ照れてるだけなのか」

(どうやったらその結論にたどり着くんだ…)

彬の心の声は柚には聞こえていない。


「響、生徒会室行くって言ってたよな?」

「ああ。」

「じゃあ俺も朝食べたら、行く!そんで響と仲良くなる!!」

「授業はいいのか?」

「そんなことよりこっちのが大切だろ!わかんないのか!?」

「あー、ごめんごめん。ほら、着いたぞ。」

もはや柚の頭の中に、学生の本分は学業という言葉はなかった。



【照れてるだけ、とか!
どこの小学生だよお前は!!(思わず作者がツッコミをwごめんなさいねww)】


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あきゅろす。
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