拍手! 雨の日と比嘉中 『雨の日といえばなにが思いつくでしょーか?』 不知火「部活中止やし」 『そう!髪が跳ねたり広がったり、女子は特に憂鬱になる季節です』 不知火「え・・・わんに聞く必要あったば?」 『(スルー)・・・そこで!!』 不知火「(ビクッ!)い、いきなり大声出すなよ、あきさみよー〔びっくりした〕!」 『あ、わっさいびーん〔ゴメン〕。じゃ、続けてもいい?』 不知火「でーじ〔すげー〕さらっと謝られた」 『(スルー)でね?個性の強い我らが比嘉中のメンバーの髪が雨の日にはどうなっているのかをレポートしたいと思います!』 不知火「・・・ぬーんち〔なんで〕わんチョイス?」 『ふふふ・・・よく聞いてくれました!それは、髪がないからでーす!』 不知火「せめて坊主と言ってくれ」 『だからこそ、公正な判断ができると思ってキミを助手に選んだ訳だよワトソン君!』 不知火「ワトソン・・・?」 『わっさん〔ゴメン〕。ただ言ってみたかっただけあんに。あんま突っ込まないでほしいさぁ』 不知火「・・・」 『ハイ、じゃあサクサクいくあんに!まずは3年1組からさぁ!』 不知火「あ、わんのクラス?」 『そう!ここには永四郎がいるあんに?』 不知火「普通キャプテンとかは最後に紹介するもんじゃないんば?」 『!!』 不知火「“今気付きました!”って顔あんに?」 『き、気を取り直して3年1組の永四郎の髪型について報告したいと思います!』 不知火「・・・(なにか言いたげな目)」 『い、いいの!女に二言はなしやさ!』 不知火「まぁ、いいか」 『さてさて・・・永四郎はどこあんにー?・・・いた!(ささっ)』 不知火「多分キャプテンにはバレバレだと思うけど、一応隠れるんだな」 『永四郎の髪は・・・変わらない、だと・・・?』 不知火「当たり前やし。キャプテンはあの髪型に1時間と15分もかけてるんばーよ?雨の日ごときで崩れる訳ないあんに」 『知弥、それどこ情報?』 不知火「40.5巻やし(ドヤ顔)」 『・・・次行こうか』 『お次は隣のクラスの3年2組あんに!比嘉中のヤナワラバー〔悪ガキ〕と名高い凛と裕次郎がいるさぁ』 不知火「“ヤナワラバー”は、“悪ガキ”っていう意味さぁ」 『知弥、多分管理人が私のセリフにカッコで訳付けてると思うさぁ』 不知火「えっ!」 『どんまい!・・・まずは、裕次郎からやさ!・・・ゆーじろー!』 不知火「今回は隠れないんば?」 『いいの!裕次郎たちはマブヤーじゃねーらん〔怖くないもん〕』 不知火「(キャプテンは怖いんば・・・?)」 甲斐「おー、花。・・・と不知火?ぬーがらあいびーたん〔なにかあったのか〕?」 『ちょっと、髪見に来たさぁ!』 不知火「不知火じゃあらん!ワトソンやし!」 『え、結構気に入った系?』 甲斐「ワトソン・・・?」 『あー、気にしなくていいさぁ!さて、では早速裕次郎の髪の報告を・・・』 甲斐「(報告・・・?)」 『ハイ!みんなの予想通り、湿気を吸ってモサモサやさ!いつもの3倍はモサモサしてるあんに!』 甲斐「あー、確かに今の時期はいつもより髪広がるあんに。まー、わんの髪はいつも広がってるからあんま気にならないけどなー(さわやか笑顔)」 『!・・・わ、ワンコがいる!(撫で撫で)』 甲斐「へへ、くすぐったいやさ!」 『もー、裕次郎ちゅらさんやし〔かわいい〕!』 不知火「・・・いちゃつくなー!!」 『わ、びっくりしたあんに』 甲斐「わんもびっくり」 不知火「甲斐の髪は!湿気で広がる!以上!次!平古場!」 平古場「呼んだば?」 『今ね、梅雨の時期にテニス部の髪型がどう変わるかレポートして遊んでるんばーよ』 甲斐「遊びだったんば?」 『うん。さてと、凛の髪はと・・・』 平古場「わんの髪?(どこからともなく吹いてくる風&そよぐ金髪)」 『・・・(目ゴシゴシ)』 平古場「・・・・・・・(そよぐ金髪)」 『ぬ、ぬーんち〔なんで〕風に髪がそよいでるんばー?ここ室内やし!さらにいうと窓からも遠い席あんに!』 平古場「わんが知るか」 『さすが沖縄産ハウル・・・不可能を可能にしやがった!・・・あんに』 不知火「平古場の髪は梅雨も関係なくサラサラ。プラス、何故か風になびいている・・・と(メモ)」 『次は3年5組やしが・・・』 不知火「ぬーやが?」 『慧君も坊主あんに?想像どおりな気がしてならないんばーよ』 不知火「見るだけ見たら?」 『えー・・・絶対予想通りやし・・・(でも一応見る)』 不知火「・・・あー」 『なにも変わらず坊主。以上。次行こ次』 不知火「慧君不憫」 不知火「わん、一つ言いたいことがある!」 『ぬー〔なに〕?』 不知火「6組には、行かないさぁ」 『ぬーんち?』 不知火「それは、ヤー〔お前〕・・・知念がいるからやし!」 『寛がいるとまずいんば?』 不知火「わん、知念苦手なんばーよ・・・」 知念「ぬーの話ばー?」 不知火「あsdlkじょうぃytんvんhうぇお!?」 『あ、寛やし』 知念「珍しい組み合わせやし」 『あ、今ね、雨の日にみんなの髪型がどう変わるのか調べて遊んでるんばーよ』 不知火「(知念怖い知念怖い知念怖い知念怖い)」 知念「髪型か」 『そうそう・・・って、アレ、ぬーか寛、髪濡れてる?』 知念「湿気で髪が首筋に張り付いてくるから、今部室でシャワー浴びて、ついでに洗髪してきたさぁ」 『あぁー、それでなんかいい匂いする訳ね(クンクン)』 知念「匂い、するば?(クンクン)」 『うん!落ち着くいい匂いやさ!この匂いしちゅん〔好き〕やし!(笑顔)』 知念「(キュン!)」 『さ、ワトソン君。レポートまとめて』 不知火「ワトソン・・・?そうやし!わんは今ワトソンやし!ワトソン、知念怖くない!」 知念「?」 不知火「知念は、梅雨の時期は特にいい匂いがする!以上!」 『さて、後は2年4組だけですな』 不知火「(1人忘れてるけどまぁいいか・・・)」 『でも、アラガッキーはどっちの髪型なのか、そっからあんに?』 不知火「あぁー、パッツンかセンター分けかってことば?」 『そう!原作の方かアニメの方か・・・』 不知火「どっちも新垣ぬくとぅ〔新垣のこと〕に変わりないさー」 『ところがどっこい!変わりあるんばーよ!』 不知火「どこさー?」 『原作新垣だと、素直でちゅらさん。アニ垣だと、結構腹黒い!』 不知火「言わずもがな、“アニ垣”とは“アニメバージョンの新垣”の略さぁ(カメラ目線)」 『どうしようかなー、行きたいような行きたくないような・・・』 不知火「行かんとくぬ〔この〕拍手文も終わらないあんに」 『ごもっとも!・・・仕方ない、行くか』 不知火「浩一は・・・今日はパッツンあんに」 『よっしゃ!アラガッキー!』 新垣「あ、花先輩と知弥君!」 『良かったー、今日はいい子の日だー(撫で撫で)』 新垣「いい子の日・・・?(ビュオッ)」 不知火「あ、風吹いてセンター分けになった」 新垣「・・・先輩たちも暇ですね。なにしにきたんですか?」 『いやぁ!?腹黒アニ垣やし!』 新垣「腹黒・・・?花先輩、あんまふざけたこと言ってると、泣(啼)かせますよ?色んな意味で」 不知火「ブラック浩一やさ」 新垣「知弥君もさ、花さんはわんのやし。あんま馴れ馴れしくしないでほしいさぁ」 不知火「あー・・・、わっさん。気を付ける」 『いやぁぁぁぁ!ピュア垣に戻ってぇぇぇぇぇ(櫛で前髪をパッツンに直す)』 不知火「“ピュア垣”はピュアな新垣の略あんに!(カメラ目線)」 新垣「わっ!わん、なんか変なくとあびたような・・・わ、忘れて下さい(///)」 『ホッ。戻った』 不知火「浩一は、髪型で性格が変わる。アニ垣の時は花に対するアプローチも凄い・・・と。メモメモ」 新垣「知弥君、わん、性格変わったりしないさぁ!」 『そ、そうだよね!変わらないよね!不知火も変なことあびるな!』 不知火「あ、また風(ビュオッ)」 新垣「・・・どっちもわんやし。細かいこと気にしないでください。花さん」 『!!』 新垣「返事が聞こえませんよ、花さん(くぃ、と顎を掴む)」 『はははは、はいっ!』 新垣「いい子、あんに(にっこり)」 『wlfっそをいんhんvどpうぃ』 不知火「・・・浩一のターンになったから、レポートはこれで終わるさぁ」 『終わらないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!』 新垣「っていうか、山城さんのこと忘れてません?」 『あ』 不知火「わんは気づいてたけどな」 END 懺悔。 本当は6月の拍手文として書いた作品。 いろいろ忙しくてUPしないうちに6月が終わってしまったという悲劇。 来年まで煮詰めておこうかと思ったけど、せっかくだからUP。 なんか、新垣が二重人格になったよ! いやー、いつものようにキャラが独り歩きしたのよね。 あ、あくまでも、諒の中での設定なので、二重人格説は本気にしないように。 [*前へ] |