[携帯モード] [URL送信]


大阪浪花四天宝寺 †かすみ様との合作(ギャグ夢)
大阪府立四天宝寺中学校テニス部は



なんだかいつも楽しそう



今日はそんなテニス部の日常を



覗いてみることにしましょう…





白「部活始めんでー」

部長である白石のかけ声でこの日の部活は始まった。

マネージャーである名前も、仕事をするべくテニスコート付近にある水道へと向かった。

『ドリンク、ドリンク、楽しいなっ♪』

そんな歌を口ずさみながら、せっせとドリンクを作っていく。

『しっ、ろい粉っを入ーれーてー、ぐーるぐる回して、出っ来上がりっ♪』

謙「自分、怪しい薬入れてますみたいな歌やめろや」

『うっさいわ、このヘタレ!』

謙「ヘタっ!?ヘタレちゃうわ!」

『はいはい。分かったからこれ持ってぇな』

謙「…グスン。俺、負けない!」

名前は謙也にドリンクを持ってもらい、コートへと向かう。

『蔵ー、ドリンク出来たでー?』

白「その辺に置いといてー」

『ほーい』

名前は謙也にドリンクを置かせ、キョロキョロと周りを見渡す。

そして見付けた、とある人物。

『蹴りたい背中!やなくて、抱き付きたい背中!ひっかるー!』

そう言い、名前は財前目がけて抱き付こうとした。

が、財前はさっと身を翻し、それは失敗に終わった。

財「いやー、先輩、見事なスライディングですわ」

『なんで避けんねん!おかげで野球部エースもびっくり!なスライディング披露してしまったやんか!』

財「なんか、避けなきゃいけない気がしたんですわ。アレアレ、理科で習った反射の法則ですわ」

『そんなん、ウチも光に抱き付きたいっちゅー反射の法則や!むしろカモンッ!』

財「…ほんまに行ってもえぇんですか?(妖笑)」

『ちょ、何ジリジリ近寄って来てんねん!なんか身の危険を感じるんですけどォォォ!』

財「来い言うたんは先輩ですやん」

いつの間にか壁ぎわに追い込まれ、両手は頭の上にがっちり固定されていた。

『いや、あの、嘘です。ごめんなさい…だから、手ぇ離して下さい』

財「そないなこと言われて、はいそうですかって離すと思いますか?」

『おおお落ち着こう!?ね?』

財「無理っすわ。精々可愛い声で啼いて下さい」

『ちょ、マジで堪忍っ!』

財前の顔がゆっくりと近付いてくる。

と、そこに白石が通りかかった。

『しし白石!助けたってぇな!』

白「なんやー、自分ら楽しそうやなー」

爽やか笑顔の白石さん。

あの、見てないで助けてあげて下さい。

『どこがやねん!ウチは助けて言うてんねん!』

白「何?3P希望なん?しゃーないなぁ…」

『アホッ!んな訳あるかい!』

財「せーんぱい。よそ見したらあきませんよ?」

ニヤニヤしながら近付いてくる白石。

ドSな微笑みで顔を近付けてくる財前。

しまいには2人に身体を触られる始末だ。

『あぁあっ!アホッ!変態!あ、千歳!!お願い、助け――』

千「ん?4P希望と?」

『もうええわ!その展開!こ、小春ちゃん…!』

最後の砦である小春(ユウジ含む)に助けを求める…

が。

小「あらぁー、名前ちゃんったらモテモテで羨ましいわぁー」

ユ「小春には、俺がおるやんっ(///)」

小「もうっ!ユウ君ったらぁんっ」

…ホモっていて役に立たなかった。

『ホモってないで助けろや!け、謙也…!』

謙「(¬з¬)〜♪」

少し離れた所にいる謙也に助けを求めるが、流石ヘタレ。

彼は一生懸命目を合わさないようにしていた。

『(あいつ、マジ殺す!)』

そんな殺意を内に秘め、あと助けを求められそうな人を必死に考える。

『師範…は今日部活休んどるし…あ、金ちゃん…はダメや!こんな変態に染められたらアカン!』

そんな名前の願い虚しく、金太郎は自ら輪の中へ入ってきた。

金「なーなー、みんな何しとるん?」

白「金ちゃん、これはなセッ――」

『わーわーわー!なんでもあらへんよ?セ…セ、セクハラや!セクハラされとんねん!…ちょ、謙也!自分マジ助けろや!』

謙「無理や!に、逃げる早さも浪速のスピードスターや!(ダッシュ)」

『あいつ逃げよった!』

金「せくはらって何ー?食えんのー?」

『食い物ちゃう!せや!金ちゃん、こいつらから助けてくれたら、たこ焼きぎょーさん奢ったるで!』

金「ほんまー!?ならワイやるー!……ふんぎぃー!」

千「ちょ、金ちゃん、ソレコート慣らすローラーたい…!や、やめ…ギャァァァァァ!」

金ちゃんが投げたローラーが見事命中し、千歳達は大人しくなった(物言わぬ姿になったともいう)

『金ちゃん偉い!』

嬉しさの余り、名前は金太郎を抱き締める。

頭を撫でられ、金太郎は得意気だ。

金「ワイ、強いからな!な、な!たこ焼き買ってくれるん?」

『もーう、お姉ちゃんが好きなだけ買ったるわ!…あ、謙也シメた後でな?』

そうして、2人は謙也が逃げ込んだであろう部室へと向かった。

『さっきはよくも見捨ててくれたな!謙也!』

謙「だ、だって、俺ヘタレやもん!」

『自分で言うなや!…金ちゃーん、たこ焼きは謙也が奢ってくれるから、好きなだけ食べてえぇでー♪』

金「ほんまにー!?謙也おおきに!」

純粋無垢な笑顔を見せる金太郎。

そんな金太郎とは対称的に、謙也は引きつった笑みを浮かべている。

謙「ちょ、そんなこと一言も――」

『言ったよねー?』

真っ黒な笑顔で謙也の耳元で囁く。

『…このくらいで済んだだけマシと思えや、このヘタレが。ドタマかち割んで?』

謙「(怖っ!!)」

『よっしゃ!じゃー行こか!』

金「行っくでぇー!」

謙「…ハイ」






オ「…若いって、えぇなぁ」

一部始終をこっそり見ていたオサムちゃん。

かわいそうだから、次はオサムちゃんも混ぜてあげてね!





なんだかんだで



やっぱり楽しそうな



四天宝寺の日常!





END



☆あとがき☆

かすみ様と四天宝寺についてのめくるめく妄想の数々を文章にしてみました。
会話の部分が2人の妄想であります。
急いで書き上げたものなので内容がごちゃごちゃしてるかもですが、そこは諒の力不足ですので生ぬるーい目で見てやって下さい(´ω`)
あ、小石川さん出すの忘れてたΣ( ̄□ ̄;)

感想頂けたら幸いでございます。

[*前へ][次へ#]

4/5ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!