夢
据え膳喰わぬは誰の恥!? †有様リク(裏夢)
寛が風邪を引いた。
『珍しいこともあるもんだねー』
って凜ちゃんに言ったら、
「やー、お見舞い行かなくていいんばー?」
だって。
確かに彼女としては寛の様子気になるしな…
『帰る!後よろしく♪』
「せんせーになんて言うつもりばー?」
『頭痛くなる(予定)って』
「知念によろしくなー」
って訳で現在に至る訳ですよ。
ピンポーン…
チャイムを押すけど返事がない。
もう一回押してみよ…
ピンポーン…
やっぱり返事はない。
『こういう時って意外と鍵開いてたり――って開いた!?』
ベタだな!とかツッコミながら家に入る。
『おじゃましまーす』
寛の部屋は階段を登ってすぐの部屋。
『寛ー?』
ドアを開けると…寝てる。
うわ、寝顔可愛い。
「ん…」
起きた?いや、寝言か…
そっと寛の額に手を当ててみる。
熱い。
『冷やさなきゃ』
氷枕とか、熱が下がるようにいろいろ看病した。
『ひーろーしー、起きないとちゅーするよ?』
もちろん反応はない。
『本当にしちゃうよ?』
寝ている寛の唇に自分の唇を重ねる。
『寛可愛い!顔赤いし…襲ってもいい?』
そう言えば、いつだか永四郎が据え膳喰わぬはなんとやらって言ってたよな
…女の恥だっけ?(正しくは“据え膳喰わぬは武士の恥”ですよby木手)
『食べちゃうよ?』
いつも主導権は寛にあるから、たまには私が握ってもいいよね?
『寛、いただきます』
着ている服を少しづつ脱がせる。
あらわになる鍛えられた身体。
いつも寛が私にするように、舌を這わせていく。そして胸の突起を舐める。
「んっ」
『寝てても感じるんだ』
そう呟いて、下の方へとコトを進める。
「ん…Σ名前!?ぬ、ぬぅ〔なに〕してるさぁ!?」
『おはよ、寛。何って…襲ってる?』
「やめろっ」
『やだ。たまには私が攻めてもいいじゃん?』
寛の自身を口に含む。
舌を使い、ゆっくりと舐めあげる。
「ぅ、ぁ(///)」
嫌がるそぶりは見せてるけど…ちゃんと感じてる。
それが、純粋に嬉しかった。
『ひもひひひ〔気持ちいい〕?』
「っ、…もちいい」
強弱をつけて上下する。
すると、限界が近いのか寛の腰が動き始める。
「くっ、出るっ」
ドピュッドクッ
口の中にアノ味が広がる。
「っはぁ」
『気持ち良かった?』
「…ふらー〔バカ〕」
『なんで!?』
ショックを受けてるとグルっと視界が反転する。
見えるのは寛と天井だけ。
これはヤバイんじゃないでしょーか…
『えっと…なんでしょう?寛さん?』
「病人襲った罰やさー、お仕置きしないとな?」
『病人ならちゃんと寝てなくちゃ?ね?(汗)』
「今から二人で寝ればいいさー」
『寝るの意味がちがーう!!』
「うるさいやー」
『Σんむっ』
寛に唇を奪われ、舌を入れられる。
『ふっ、ぁ』
気付けば服を脱がされていて。
「やー、わんを襲ってる時に濡れてたばー?ココ、ぐちょぐちょあんにー」
そう言って秘部を掻き混ぜられる。
『ぁんっ』
でも、指なんかじゃ細すぎて。
もっと太いモノが欲しくて腰を振る。
「ぬぅが〔何〕?」
『ゃっ(///)』
「おねだりなら教えたろ?」
『…寛の、挿れてっ(///)』
「よくできたさー」
おでこにキスを落とすと、一回達したにも関わらず再び硬くなった自身を宛てがう。
『あぁんっ』
待ちわびた感覚に自らも腰を振る。
『ひ、ろしっ、好きっ』
「わんもっ!かなさん〔愛してる〕」
律動が激しくなり、絶頂へと昇りつめる。
『もっ、イくっ』
「くっ、ぁっ」
二人同時に達した。
『あーあ』
二人で横になってため息をつく。
「ぬぅーが?」
そう言いながら寛は頭を撫でてくれた。
『今日は私が攻めるハズだったのになぁー』
「わんに勝てるとでも思ったばー?」
『だって、据え膳喰わぬは女の恥って言うじゃん』
「やー、ソレ“女の恥”じゃなくて“武士の恥”じゃないんばー?」
『Σそうなの!?』
私が言うと寛は何が面白いのかくっくっと笑った。
トクン
って胸が高鳴るのが分かる。
あぁ、私はこの人が大好きなんだって。そう思った。
据え膳喰わぬは武士の恥。
でも、女の恥でもいいんじゃないかなーって思った。
END
☆あとがき☆
有様リクの知念裏夢でございます!駄文ですね…申し訳ないm(._.)mそしてかなり遅くなりました…
名前様も読んで下さり有難うございます。宜しければ感想等下さいな♪
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