夢
ドSな彼―甲斐の場合― †祐未様リク(ドS激裏)
私の彼氏がドSに目覚めて早1ヶ月…
あんなこともこんなこともされてきたけど
これ以上は
なんとか阻止せねばっっ!
朝のホームルームが終わってから、私は屋上に裕次郎を呼び出した。
なんでかって、もちろん教室で話せる内容じゃないから。
『ねぇ、裕次郎』
「ぬー〔何〕?」
『あのさ、これ以上Sなプレイはやめてね?』
「ぬーんち〔なんで〕?」
『…恥ずかしいからに決まってるじゃん!そりゃ、裕次郎は恥ずかくないかもしれないけど、私は恥ずかしいの!嫌なの!』
私はどれだけ嫌なのかを一生懸命話した。
そしたら裕次郎はニッコリ笑った。
良かった。分かってくれたんだ。
なんて思ったのもつかの間。
「じゃあ、今日1日コレ挿れて過ごせたら、やめてやるさぁ」
手に持っているのは、いわゆる…ローター。
って、どこから出したんだよ、おい。
『全然分かってないじゃん!そーゆーのが嫌だって言ってるの!』
「じゃあ、もっとSなことやってもいいんば?」
『そうじゃなくて…』
「たった1日我慢できたらいいんだぜ?」
『っ!』
裕次郎の口車にまんまと乗せられてしまった私。
なんとも情けない。
でも、今日1日我慢すれば…!
たった1日くらいって思ってたけど、現実はそう甘くなかった。
大体、遠隔操作できるなんて聞いてない!
『ふ、ぁ(///)』
いきなり強くなった振動に、思わず声が漏れる。
慌てて口を塞いで、隣の席の裕次郎を睨む。
「ちゃーさびたが〔どうした〕?」
全く何もしてませんよ、
みたいな顔をして裕次郎は返事を返す。
『授業中、はっ…やめて、よ(///)』
「イ・ヤ」
そんな話をしている間もローターは振動を続けている。
『…は、ぅっ(///)』
ヤバイ。限界が近付いている。
このままじゃ、イっちゃう!
せめて怪しまれないように机に突っ伏しておこう。
そう思って突っ伏していると、至極楽しそうな裕次郎の声が聞こえた。
「先生ー、名前が寝ようとしてるさー」
『!?』
慌てて身体を起こすと、先生とクラスのみんながこっちを見ていた。
その瞬間に、激しく暴れ回るローター。
『ひぅぅっ(///)』
たたでさえ限界が近くて我慢してたのに、追い討ちをかけるように与えられた強い刺激。
みんなに見られているにも関わらず、私は達してしまった。
少しだけど声も出してしまったから、バレてしまったかもしれない。
そう思うと恥ずかしくて、また机に突っ伏した
でも、私が達してもローターは止まることなくナカを暴れ回る。
イったばかりだというのに身体は次なる快感を求めて疼き始める。
『ふぇっ、裕次郎、もっ、無理だよぉ(///)』
裕次郎にそう告げると、裕次郎はニヤリと笑ってから席を立った。
「先生ー、名前具合悪いみたいだから、わんが保健室連れて行くさぁ」
「おー、頼んだぞー」
そんなやりとりをしたあと、私の身体を横抱きにして教室を出た。
保健室に着くなり裕次郎は私をベッドに押し倒す(幸い先生はいなかったみたい)
そしてナカにあるローターを引っ張り出す。
「うんじゅなーたー〔みんな〕に見られてんのにイくなんて、淫乱あんに」
『ち、がっ…ぁぁん(///)』
「違わないあんに?今だってわんの指加えて離さないんど?」
グチュグチュ音をたてながら私のナカを掻き混ぜる。
でも、裕次郎に躾けられた身体では指なんかじゃ足りない。
『ゆうじろっ』
「ぬー?」
『っ挿れて?』
「…今日は素直あんに?」
『はや、くっ(///)』
誘うように腰をくねらす。
「…でーじ〔すっげー〕エロ…うりっ」
『ひぁっ(///)』
裕次郎の自身が挿入ってくると同時に激しくピストンされる。
『ゃっ、も…っと(///)』
自らも腰を振り、絶頂に昇りつめる。
『ぁっ、も、イっちゃ、う(///)』
「イけ、よっ。ホラッ」
『ぁぁぁぁぁっ!』
ぐるん、とナカを掻き混ぜられて私は達した。
『ん…』
目が覚めて一番最初に目に入ったのは裕次郎だった。
『…寝てる時は可愛いのに』
さっきのドSな顔かはら想像できない位可愛い顔で寝ていた。
「名前…」
『ん、裕次郎?』
「…」
なんだ、寝言?
「…かなさんどー〔愛してる〕」
『!!』
ドSになる彼だけど
これだから
なにをされても許しちゃうんだ
大好きだよ、裕次郎。
END
☆あとがき☆
遅くなりましたが、やっと出来上がりました。
諒の中で甲斐はドSなイメージではなかったので、少し戸惑いました(;^_^A
ですが、なんとか完成させることができて良かったです。
リクエストありがとうございました!
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