[携帯モード] [URL送信]


わんの風邪の治し方 †(裏夢)
ピピピピピピピ…

目覚ましが鳴る。

『っあー、頭痛い…?』

名前はのそのそと起き上がり、体温計に手を伸ばす。





『うわー、38度2分!?どうりでフラフラする訳だ』

おぼつかないあしどりで階段を降り、母親に熱があることを告げる。

「しょうがないわね、今日は休みなさい」

『うん』

フラフラしながら自分の部屋へと戻る。

そして愛しい彼にメールを送る。





宛先 甲斐裕次郎

題名 おはよう

本文 風邪引いたみたいだから今日は休むね。だからノートとっておいてね♪





『これでよし。寝よ』

そういって眠りにつく。

一方甲斐はというと…

「大変さぁ!!名前が風邪引いたさぁ!」

「しんけん〔マジ!?〕」

「風邪ってどうしたら早く治るばー!?」

パニックに陥る甲斐を見て、平古場はニヤリと笑ってこそこそと耳打ちする。

「ぼそぼそ」

「っ!?(///)」

平古場の言葉に甲斐は顔を真っ赤にする。

「なっ、なっ(///)」

「どーせ、やったー〔お前ら〕まだなんだろ?ちょうどいいやっしー」

「…」

「風邪は汗かくと治るって昔から言うやっしー☆そんな裕次郎にわん〔俺〕からの餞別!」

そう言って甲斐の手に何かを握らせる。

その何かを見て、甲斐は更に顔を赤くし、硬直する。





「名前ー、お母さん出掛ける所あるから出掛けるわよー?」

『風邪引いた娘を置いて行くの?』

「しょうがないじゃない。お母さんにも予定があるの!じゃね♪」

名前の母はルンルンしながら出掛けて行った。

『ありえない…』

やれやれと思いながら目を閉じる。

知らない間に眠っていたが、チャイムの音に目を覚ます。

『だれー?』

階段を降り、玄関へ向かい扉を開ける。

そこにいたのは…

『ゆ、じろ…?』

「具合大丈夫ばー??」

とても不安そうな顔をして立っている甲斐の姿。

『まだ熱あるっぽくてフラフラするよ…』

言い終わる前に軽い眩暈に襲われ、倒れる。

そう思った瞬間、名前は甲斐に抱き抱えられていた。

「くぬまま〔このまま〕部屋連れてくさぁ?」

お姫様抱っこで部屋へと連れて行く。





「あ、のさ…」

顔を赤くして、でも真剣な顔をして甲斐は口を開く。

『何?』

「えっと、汗かいたら風邪治るって言うだろ?」

『病人に運動させる気?』

「いや、そーゆー訳じゃなくて…だな。その…」

『何?』

「…わんが風邪治してやるさぁ」

『どうやって?』

「せ、セックス?」

そう言い名前を押し倒す。

『びょ、病人だってば!!』

「病人でも簡単に汗かける方法って凜が言ってたさぁ」

この時、名前が平古場を恨んだのは言うまでもない。





慣れない手つきではあるものの、甲斐は少しづつコトを進めていく。

『ゃ、ぁ(///)』

「名前、ココでーじ〔すごく〕濡れてるさぁ…キモチイイばー?」

『んっ(///)ゆ、じろ…』

「ちゃんと言っちみー?」

『…もち、ぃぃ(///)』

「よくできました」

名前の頭を撫で、ポケットから何かを取り出す。

『そ、れ…何?』

「…ゴム」

『…え?』

「子供出来たら困るだろ?わんは嬉しいけど(///)」

急いでソレを装着し、名前の秘部へ自身を沈める。

『っあ、痛い、よ。ゆうじろ』

「力抜けって」

『む…り、んっ』

酸素を取り込む暇さえ与えない程の深いキス。

身体から自然と力が抜けていく。

「入ったさぁ。…動くぞ?」

『ゃ、待って…!』

「…待てないさぁ。わん、限界やっし」

そう言い名前の最奥を突く。

『あ、ひゃぁぁぁぁぁ』

身体を逸らせ、名前は達した。





『疲れた…。腰痛い』

「汗かいたばー?」

『それなりに』

「じゃあ明日には風邪治ってるな」

照れたように笑う甲斐。

『腰痛くて学校行けるかな?』

「…その時は」

満面の笑みで甲斐が言う。

「お仕置きしにまた来るさ」

『…(///)』

明日は何が何でも学校に行かなければ。

そう思った名前だった…





END





☆あとがき☆

初の裕次郎裏夢。頑張った、頑張ったょ諒。
諒的に、永四郎と凜はエロです。裕次郎は絶対ピュアっ子だよなー。知念はムッツリな気がする!
良ければ掲示板に感想下さいませ♪♪


[*前へ][次へ#]

4/5ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!