ページ:13
「当たり前だよ。それにどうせ、ここで戦おうがやめようが差別は変わらないもの。なにしたって無くならないものに媚びを売る必要はないわ」
目を背けたところで、どうせ嫌われるのは変わらない。見捨てたって偏見がある者が力をつけて全面支配に変わるだけだろう。
だから後悔しない方を選ぶ。
さて、とツルナはそれ、に向き合った。
「な、なにで倒そう……
結界が強いはずのエントランスにまで居るとは思わなかったからなぁ」
ずっこけた、リークロードが「仕方ねえな」
とどこから出したのか大剣を構えて黒いのに振るうと消えた。
クローンたちが逃げ去っていく。
「はぁ、敵は作りたくないのに」
[*前へ]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!