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――自分と他人は違う。
その事実に、ひとは大袈裟になってしまう。

――あのひとには敵わないとか、
あの人とは合わないとか。

それだけで、騒いでしまう。

それは差別とはまた違う、とにかく傷つけたいという不思議な気持ち。





なぜ、気になってしまうんだろう。
リアクションをせずに流すことが出来れば良かったはずなのに。
他人は、他人なのに。

ひとはいつも、独り。


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