過去拍手 8 「…っ!!お前っ!!」 カイトがルゥにずんずんと近づいていきます。 アリーシェは防ぎきることはできなくて、とうとうルゥをカイトの前へと出してしまったのです。 「あの…?」 小首をかしげて問うルゥにカイトは顔を赤くしながらこういったのでした。 「俺と付き合ってくれっ!!」 「はい!?」 「いいですよ。」 「え、ちょ…ちょっとルゥ!?」 いきなりのカイトの告白に驚いたアリーシェでしたが、それよりも告白を受け入れたルゥに驚愕させられました。 「なんで!?」 アリーシェがルゥに問いただすと… 「だって狼さん優しそうだし。」 …嗚呼忘れていた。 ルゥはこういう女の子なんだった。 アリーシェはこの二人について頭を悩ませるのでした。 . [*前へ][次へ#] [戻る] |