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龍と花



少し先に行くと、昨日は暗くて分からなかったけど小さな看板があるのが見えた


「喫茶・・・『east』?」


こんなところでお店開くなんて珍しい
・・・お客さん来るのかな?

一人お店の看板を眺めていたら、目の前のドアがいきなり開いた


「へぶっ!?」
「わっ?!」


ドアが思いっきり顔に直撃したため情けない声が出てしまった・・・

地べたにヘタリと座り込む

「痛ぁ・・・」
「悪い、大丈夫? 」
「あ、はい」

顔を上げると、腰に黒いエプロンを巻いて、肩まである金髪をハーフアップにしているお兄さんが俺を見下ろしていた



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あきゅろす。
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