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龍と花
変態がいた

「まぁ、気にしないでください。それより早く着替えましょう?」

ニコニコと着物を広げられる

「あの・・・俺、着物の着方知らないんですが・・・」
「私がやりますので大丈夫ですよ、後ろ向いてください」

そう言って微笑まれた
なら、と言われたとおり任せることにする
くるり、と後ろを向いて着せてくれるのを待つ・・・が、なんか視線を感じる
ん?と振り返ってみる

「どうしました?」

だが、ニコニコ笑う白木さんがいるだけだった
・・・気のせいかな・・・?
もう一度顔を戻し待機する、けどやっぱり視線を感じる・・・!
バッと振り向くと

「し、白木さん?!」

白木さんが鼻から血を流しながら俺を見ていた

「いいですねぇ・・・」

何が?!
ホゥ・・・と見つめられる。
・・・ぇ!何この羞恥プレイ!!てか、白木さん
どうしたの?!

「きめ細やかな白い肌・・・あぁ、美しい」

ブツブツと独り言のように呟く白木さんが手を伸
ばしてきた

「っ、わっ?!」

ぐい、と腕を引かれ白木さんの胸に飛び込む
そのまま腰を抱かれ身動きがとれなくなってしま
った

「ふふっ」

鼻血を垂らしながら、指で体をなぞられる
こ、怖い!!


[*過去][未来#]

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