続・風呂場で男子会 ※
「ぷはっ!げほ、、」



引きずり込まれたお湯の中から何とか顔を出して体制を立て直すと、正面には龍成、そして背後には椎神がいて俺の脇の下から手を入れて羽交い絞めにする。


「こら、離せ、椎神」
「龍成が調べてくれるって、よかったね」
「何をだ」
「だから、ちゃんと剥けるかどうか」
「や、やだ、そんなん、自分でする」
「無理だよ、経験ないくせに。私たちはもう剥くとこ見せてあげられないからコータ自身でやってみるしかないでしょう。医療行為だと思って、ね」

お前ら医者じゃないじゃん。しかも人に、お前らにしてもらうなんて、冗談じゃない。

渾身の力で抵抗し、お湯を跳ねさせながらもがいて暴れる。後ろからその抵抗をなんなく抑える椎神に気を取られているうちに、正面の龍成が閉じていた両膝を大きく左右に割り開き、俺の太ももの上に自分の膝を押しつけ、体重をかけて股をさらに割り開いた。

解剖される蛙のように、足の付け根から大きく開かれ、お湯の中で俺の小さな性器がユラユラと揺らめき、龍成の眼下に全てが曝された。
ぺロリと舌舐めずりをして、龍成は俺の性器をまじまじと見降ろす。


「見るな!足どかせよ、龍成、椎神も放せ」


手で龍成を押しのけようとしてもすぐに、椎神の手が俺の両腕を体ごと拘束する。体をねじろうとしても、椎神が両足で挟み込んでいるので動けない。

龍成は揺らめく俺の性器を手に取り軽く触れ、柔らかいその感触を確かめる。その途端体がビクッと震えた。


「や!」


龍成の指が性器の先を引っ張って伸ばしたり、クニクニこすったりして、遊び道具のように扱う。尿道口を親指ですり、包皮の広がりを確かめている。
初めて他人に触られる自分の性器を見ているのが怖い。小さな性器の少し上には、龍成の大きなモノがガッチリと存在していて、嫌でも視界に入る。同じ男のモノとは到底思えない。俺もあんなふうになるのか。
男の象徴を堂々と曝す龍成とは反対に、もて遊ばれる自分の小さな性器。恥ずかしさと、悔しさ、情けなさが入り混じってどうにかなってしまいそうだ。



「ちゃんと反応してるぜ。俺が触ってるとこ、分かるだろう」
「で、、も・・・もう、やぁ」
「や、じゃねえ、勉強だろ」

ククッと笑った龍成は、片手で性器に刺激を与えながら、もう一方の手は、ペニスの付け根に延ばし、柔らかい小さな袋を下から掴み上げた。


「くぁ、、」


ペニスの付け根の袋を指先でやわやわともみしだく。両手で性器の先と付け根を刺激され、今まで感じたことの無かった初めて味わう妙な感覚が湧き上がってくる。



「くっ、っん・・」
「気持ちいいだろう、タロ」
「もっと声出していいんだよコータ」

何だ、この感じ・・・
むずむずする、背筋が、あ、、アソコが・・




「・・・んっあ、も、手・・放して」
「今からもっとよくなる」
「い、、やだ」
「イイの間違いだろ」

性器の先で遊んでいた指が、付け根まで下りて、裏筋をツーっと撫で上げる。初めは指1本で、そして3本、4本・・・性器をさする指がどんどん増やされ、俺の中心は完全に龍成の両手の中に収まっていた。


「っ、、ぅ・・だめ、、へ・・ん・」
「何がどう変なんだ?タロのここは、だいぶ固くなってるぜ、初めはマシュマロみてぇだったがな」


自分でも分かる。固くなってる。
指が触れる感じが始めと違う。始めはこんなにダイレクトに刺激が伝わったりはしなかった。

今は、こすったり、引っ掻いたりすると外側だけでなく内側にも波のようにゾクゾク感が広がる。
もみしだいている性器の下の部分は、何だか張りつめたようで苦しい。何処をどんなふうに触られているのかが目をつぶっているのに分かってしまう。龍成がアソコだけじゃなくて、体全体に触れているような錯覚に陥った。
どうにもならない感覚に耐えきれない体が弓なりに反る。首がしなり、後ろで支える椎神の肩口に頭を擦り付ける。上を向いてあえぐ口からは、引っ切り無しに嬌声がもれ、体全体が反ることで、抑えつけられた太ももは更に開く形となり、蹂躙する龍成に自ら性器を突き出すような体制になった。



「ああ・・・ぁん・・っ・・や、、いや・・・」



「見てみろタロ」



朦朧としていた俺は、龍成の声に引き戻され自分の性器を見ると、


(「さっきより・・・・大きくなってる・・・」)


龍成程ではないが、刺激された自身は緩かった皮がピッチリと張っていて、しかもその先端に、見たことのない、ピンク色をした突起が少し顔をのぞかせていた。


「よかったね、コータ。ちゃんと出ようとしてる」
「な、何、これ・・・」


始めて見る、性器の先からのぞく異質な形。張った皮の先端にある中から出てきた別の物は、自分のモノのはずなのに、気味が悪くて怖かった。

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