副管理人:鋼鉄黒龍の小説『ネギま!special』 女子寮進入 第3話:女子寮進入 木乃香「着いたえ。ほな、どうぞ。」 そう言って木乃香は扉を開ける。 黒龍「お邪魔しまー・・・す・・・。」 黒龍は、恐る恐る部屋へと入っていく。ところが・・・。 のどか「っひゃ・・・きゃああああぁぁぁぁ。」 部屋からのどかの叫び声が響き渡る。そのときののどかの姿は、全裸でタオルを巻いていたのである。 木乃香「あ・・・あかん。忘れとったわ。」 そのとき木乃香は、部屋にのどかを待たせていたのを思い出した。のどかは、吸血鬼に襲われたが、ネギに助けられ(3巻参照)、木乃香に付き添ってもらい木乃香の部屋へと来たのである。 黒龍「す・・・すみません。今出て行きますので。」 黒龍は急いで部屋を出た。そして扉をばたんと閉めて、心を落ち着かせている。 木乃香「今のは、宮崎のどかちゃんや。さっき吸血鬼に襲われたらしいんやて。」 にっこりと笑いながら木乃香が説明する。 黒龍「吸血鬼!?(そういえばさっきそんな話を・・・)」 黒龍はあ〜と思いながら納得する。しかし・・・。 黒龍「!?」 黒龍はあることに気がついた。 黒龍「(しまった見ちゃった。どうしよう)」 そう思った黒龍は自分のバックの中から服とズボンを取り出す。 黒龍「こ・・・これ、下着は無理だけど、宮崎さんに着せてください。風邪ひいちゃいますし、俺、部屋に入れませんし。」 黒龍は服を取り出すと、木乃香に渡して、廊下で待っていることにした。 しばらくして、ネギたちが帰ってきた。 ネギ「あ、鋼鉄さんこんばんわ。どうしたんですか部屋の前に立って。」 ネギが、部屋の前に立っている黒龍に話しかける。 黒龍「これは・・・その・・・近衛さんに夕食誘われたんですけど、見てはいけないものを見てしまって・・・。」 黒龍はえーっとと言った感じに話す。 ネギ「見てはいけないもの?」 ネギは首をひねっている。そのとき、扉が開き木乃香が顔を出した。 木乃香「ネギ君、明日菜お帰り。鋼鉄君もう大丈夫やえ。」 木乃香の言葉を聞いて安心した黒龍は、また部屋へと入っていった。その後に、ネギと明日菜も、部屋へと入っていった。 [*前へ][次へ#] |