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高柳 尊
消えない愛

「………俺は、自分から死にたいなんて言う奴は嫌いだ。」


俺の一言で優子の目からポロポロと涙が溢れ出した。


「…本当に死にたいのかよ?」


「ぅ…ッ…ヒックッ…」


「……優子、俺はお前に生きててほしい。」


さっきより抱き締める力を強めた


「…ッ…尊…くん…」


「俺がどんな時でも守るから」


『絶対に一人にしないから』


「約束。…おら、小指だせ」


「ヒックッ…でも…私を…庇ったら…尊…グスッ…くんが…ッ」


なんで俺の事ばかり気にすんだよ


「お前を守る。それが俺の誇りだだからお前は安心して俺に着いてくればいいんだよ。」


ん、と言って小指を出すと優子は弱々しい力で俺の小指を握った




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あきゅろす。
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