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高柳 尊
消えない愛

「尊くん…いいよ…」


突然、優子が悲しそうな顔をして言った。


「え…」


「命令…でたんだよね…」


「!?…知ってたのか…?」


「私が死ねば…尊くん、楽になる?」


「っ……」

ギュッ

優子にそう言われた時、俺は優子を強く抱き寄せた。


「尊…くん…」

普段こういうことをすると真っ赤になる優子だか今は真っ青だった



「尊…くん…ッ…殺、して…ッ」




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