[携帯モード] [URL送信]

高柳 尊
消えない愛

じっちゃから優子を殺せと命令がはいった。


そんな事できない。


俺が優子を好きだと言うのはじっちゃだって知ってる

なのに……俺がこの手で…?



「尊くん」

!?

「優子…」

優子はニコッと微笑むと心配そうに俺を柔らかいタオルで包んだ。


「大雨なのに傘もささないで……風邪、ひいちゃうよ…?」


「ありがと……」


「手…冷たい…」

ギュッと優子は俺の手を握った


「優子…」

『殺すなら今しかない。』

そういう衝動に駆られてしまった




[次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!