作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
ドキたま/じゃんぷ第七巻&ミッション話リマスター経過報告その1(サンプルあり)(2014/05/10)
古鉄≪はい、というわけでドキたま/じゃんぷ第七巻の経過報告です。
とりあえず予定通り五話辺りまで完成。最終決戦も変更点多数なのでじっくり仕上げていきます≫
恭文「ただネタバレを避けるため、核心には触れず浅いとこ浅いとこをツツいていきますのでご了承を。
そして本文はサンプルと違う部分が多数あるかもしれないのでよろしくお願いします。ではどうぞー」
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「あははは……あはははははははは! ついに、ついにエンブリオが手に入ったぞ!」
奴らがしつこくも踏み込もうとしたところで、私はエンブリオを眼前にかざす。するとまた光が瞬く。
その光に飲まれた連中は、全員例外なくキャラなりを解除。学校の制服姿や私服に戻った。
それを見ながらも左に走る。……犯罪者に壊された、入り口裏手にはまた別のドアがある。
素早く左手を懐に入れて、大事に仕舞ってあったカードキーを入れる。それをドア左手のリーダーに通す。
ドアが開いたので、素早く中に入り『最下層』のボタンを押す。
それからドアを閉じるボタンを押すと、ドアは閉じてそのまま動き出す。……もう言うまでもなくこれはエレベーター。
一息つくと、手の中の輝きを改めて見る。それが嬉しくて私はまた笑ってしまう。
御前、もうすぐです。あなたの求めた輝きはこの手の中に。すぐにお届けします。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
古鉄≪まだみっともなく足掻きますか≫
恭文「最後まで折れない悪役ってのもいいじゃないのさ。最後の最後で愉悦が待ってるけど」
(それもHP版よりキツい愉悦が)
恭文「まぁその辺りも楽しんでもらうとして、次は」
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正直、昼間にリンディの姿を見た時は信じられなかった。ちょうど休憩中で、飲んでいたお茶を吹き出してしまったもの。
その上、とんでもないクーデター宣言。リンディの精神は完全に閉じてしまっていた。
それどころか世界や自分を否定した存在全てに、とんでもない敵意を向けていた。もう、リンディは人ではない。
怪物そのもの……そう言い切っていい。だからこそリンディは本局の留置場へ放り込まれた。
それも警備はかなり厳重。そんな中を、アコース査察官と二人で歩いていた。今回の事、彼も動いてるの。
彼はレアスキルで、相手の思考や隠し事を読み取る事ができるから。まぁ直接触れないと駄目なんだけど。
既に投降してきた武装局員達への『査察』は終了。その上で……リンディよ。
「アコース査察官、取り調べの結果は」
「我が身可愛さ……まぁ彼ら自身が言った通りですね。リンディ・ハラオウン一派についていっても未来はない」
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恭文「……レティさんも可哀想に」
古鉄≪でも作者的にはあれですよ、リンディさんも含めて翻弄される熟女という属性に楽しみを≫
(好きだからこそいじめたい……はぁはぁ)
恭文「……落ち着け」
古鉄≪あれですね、一夏さんとかも好きだからいじめたいんですね、物語的に≫
(イエスアイドゥ)
恭文「まぁそんな変態作者はそれとして……あと出せるのと言ったら」
古鉄≪これですか?≫
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先日地球にやってきた早々、ザンギャックの奴らが攻め込んできた。結果オレ達で撃退したわけだが。
「……どうしよう」
ハカセがデッキのモニターと宙図を見比べ、困り顔で頭をかく。
「ジャンギャックの艦隊、月と地球の間に居座ってる。あの時逃げてればー」
「言ってもしょうがないでしょ? やっちゃったもんはなかった事にならないわよ」
「それは、そうだけどさぁ。マーベラス」
「そんな事より……カレーだぁ!」
「せめてお宝って言おうよ、海賊なんだから!」
カレー……地球のカレーは食べた事がなかった。だから楽しみだったんだが、奴らのせいで店ごと吹き飛んだ。
もう腹立たしくて腹立たしくて、カレーの事しか考えられない。……だがハカセの言う事も一理ある。なので。
「鳥」
船長席に座って、近くに止まっていた鳥を呼ぶ。
「だからボクはナビィー!」
「いいから占え」
「もう、しょうがないなー」
この鳥は一応占いって特技があってな、それがなかなか当たるもんだから、お宝探しの時はよく頼んでいる。
名は体を現すってやつだ。フリースペースで筋トレしてるジョーや、ソファーで紅茶を飲んでいたアイムも動きを止める。
「バッサバッサ……! レッツお宝ナビゲェトォー!」
鳥はばっさばっさと翼を羽ばたかせ、天井まで跳躍――そして衝突。頭から星を出しつつ、ふらふらと落下する。
「……しゅ、しゅごキャラ三人を産んだキャラ持ちと、黒い服の男を探せ! 大事な事を教えてくれるかもー!」
「しゅごキャラ三人!? いや、あれって確か普通一人だよね!」
「どんだけ夢が盛りだくさんなのよ、ソイツ。でもキャラ持ちと、黒い服の男……かぁ」
「わざわざ分けるって事は、キャラ持ちと黒い服の男は別扱いなんだろうね」
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恭文「はい、あの五人も本格参戦です。もしかしたらゴーカイジャー編は幕間でほそぼそとやってく感じになるかもですが、一応導入部はこちらで」
古鉄≪全編書き下ろしになっちゃいますからね、時間かかりますよ≫
(派手にいけないぜ!)
古鉄≪ガンプラ作らなきゃいけませんしね。止まっているエクシアとか≫
恭文「そして僕も……ついに!」
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「変身!」
鍵をデバイレーツ上部のスロットへ差し込むと、デバイレーツから駆動音が響く。
≪Devirates――Set up≫
そのまま前へかざすと、画面からさっきのルカと同じ光が放出。それはすぐUターンし、四つに分裂する。
≪ゴォォォォォォォォォカイ! インフィニティィィィィィィィィィ!≫
一つ目のXを受け止め、まずは黒のタイツスーツ装着。次のXを受け止めると、蒼いコートを羽織る。
ここがルカとの差異。ルカはノースリーブな上に裾もないから。でも走っている金のラインは一緒。
それと同色のベルトとバックルも現れ、コートを締め付ける。
両手足に赤いブーツと小手が装備され……てーか小手はジガンそのままだった。
両腰にはホルスターが増設され、アルトソードガン二丁拳銃が収められる。でも形状が変化していた。
その上部にはシリンダーらしきものが収納されていて、ハンドソーサーはオミット。銃口も上下二連になってる。
Vの光が額へ当たると、それは蒼いマスクに変化。海賊帽を思わせるデザインはやっぱりカッコいい。
コートも襟がびしっと立ってるしねぇ。最後のXが額部に当たると、銀色の海賊レリーフが刻まれる。
黒スーツの胸元部分にも同じものが生まれ、変身完了。……更に上から灰色のマントが出現。それをさっと羽織る。
……変身完了して、改めて自分の姿をチェック。今の、ゴーカイ……インフィニティーって言ってたよね。
つまりその……まさかデバイレーツって、ルカの変身アイテムの仲間!?
◇◇◇◇◇
……ゴーカイジャーは五人だ。オレと、ジョー・ルカ・ハカセ・アイム……五人だけの、はずだった。
「おいおい、これは」
「ちょっと、あれなにー! まさか、本当に!? でもマーベラス、なにも知らないんだよね!」
「……オレに聞くな!」
なのに、なんだありゃ。なんであのカードが勝手に……アイツは、一体なんなんだ。インフィニティー、だと。
確かにゴーグル部の真ん中が、オレ達のと違って繋がってる。まるででかい双眼みたいになってんだよ。
その接触部に金のラインが走ってて、それが∞マークのようにも見える。いや、そういう事じゃねぇ。
ゴーカイジャーに変身できるのは……どうなってんだ、これは!
≪The song today is ”0-GRAVITY”≫
混乱してると、アイツを中心に大音量で音楽が流れだす。一体なんだと、ザンギャックの奴も戸惑いながら周囲を見渡し始めた。
「おい、なんだこれ」
「音楽、ですか? あの方を中心に流れているようですが」
アイツはそれに構わず、両腰の拳銃を取り出す。いや、あれは……拳銃なのか?
色は銀色で、オレ達が持っているゴーカイガンよりも大型。更に蒼い刃も埋め込まれていた。
なんつうかこう、ショートバレルのショットガンみたいに見える。
レンジャーキー用のシリンダーもグリップ上部に仕込まれていた。だが銃口は上下二連……あれも、見た事がない。
≪どうも、私です≫
ついでに喋ったりもしねぇしな。なんだありゃ……余計に混乱が強まり、らしくもなく足を止めちまっている。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「えー、ゴーカイインフィニティーは以前頂いたアイディアを元にしております。アイディア、ありがとうございました」
(ありがとうございました)
古鉄≪あれですね、思いっきりクロスボーン・ガンダムゴーストを意識してますね≫
恭文「把握していない六人目……いや、あえて〇人目と言おう」
(六人目はやっぱりあの人)
古鉄≪だからあれですよ、この人は番外戦士として、ゴーカイジャーとは別口でお宝探しに≫
恭文「そうしてバスコも交えて、大いなる力の争奪戦だね。そういうアイディアが読者さんから……アイディア、ありがとうございました」
(ありがとうございました)
恭文「とりあえずお見せできるのはこれくらい……かな。あとはミッション話のリマスター、ある程度進んだのでこちらもどうぞ」
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あの騒乱から日が明けて、メディアは前代未聞なテロに大騒ぎだった。
スカリエッティが出した犯行声明も繰り返し――本当に、繰り返し放送されている。
私は自分の執務室で、そんなニュースの一つを見ていた。仕事の片手間などでもなく、ただ見ているだけ。
昨日、恭文君から言われた言葉が突き刺さって……結局寝る事もできなかった。えぇ、分かっている。
あの子の言っている事は正しい。確かにこちらの動きが筒抜けすぎている。実際、私達は言うだけの事ができてない。
でも……だからってあんなの、ひどすぎる。私もそれなりの手は尽くしてきたと自負している。
クロノ提督だってそうだし、リンディ提督もよ。全ては世界を守るため……あんな予言を現実にしないため。
……違う、そうじゃない。私はただ、私自身のせいで予言が現実になったと感じたんだ。
そう言われたように感じて、そんなわけがないと頭を振った。今もそんな、どうしようもない否定を続けている。
あれはただ、相手方の動きがこちらの予測を上回っていただけ。スパイなどはなかったと……そう信じたがっている。
『――我々の戦力は分かっていただけただろう。現在、管理局は試されている。
平和・環境保護に配慮し、魔法戦力を使う事は決して悪ではない。だが時代に対応し切れていない。
アイアンサイズのような存在だけの話ではない。今回我々が使ったAMF、戦闘機人――その全てが枯れた技術だ。
今回の事は世界に住む一人として、決して逃げ場がないよう管理局に知らしめたものとして受け取ってほしい』
テロが当然の事で、負けた管理局が悪い。彼はそう言っている。録画とはいえ腹立たしい。
会議場ではやて達と、ライブ映像を見た時の怒りが沸き上がってくる。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「まぁ会議場で『やられた!』とか言っているのが駄目だと小一時間ほど」
(『『がふ!』』)
古鉄≪はい、こちらは新規シーンですね。……えー、ここでご報告が。ミッション話、一話多くなります≫
恭文「新規シーンを追加したりした結果、文量が……うん、いつもの事ですね。
てーかうちの作者はあれだ、相変わらず修正分をそのまま出せないのが」
(ごめんなさい)
恭文「そんな追加分ですが、まだまだあります」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『――ケリーさん』
『盗人猛々しいとはこの事だね! ただ……管理局が今回、なーんにもできなかったのは確かなんですよ。
というかね、私も取材して知ったんですけど、会場内警備だとデバイス持ち込みが禁止されてるんです』
『はい? いや、それだとテロが起きた時、どうやって会議出席者を守るんですか』
『そこなんですよ。あとね、中央本部襲撃と同時刻、本局預かりの機動六課隊舎も襲撃されてるんです』
そこで胸が嫌な動機で震える。それでもコメンテーターはクリップを取り出し、さっと部隊員紹介。
『そこの隊長や部隊員達も入ってたそうなんですけど……あー、メンバーはあのフェイト・T・ハラオウン執務官や高町なのは空尉達です』
『本局の中でも有望とされている方々ですね。特にフェイト執務官は部隊長達と一緒に、去年アイアンサイズのテロを止めたそうですし』
『それもちょっと怪しいですけどねぇ。アイアンサイズの能力を考えたら、魔導師が倒せるわけないんですよ。
私はまぁ噂されてる通り、GPOや古き鉄が止めたんじゃないかなーとは……あー、この話をするのも理由があります。
さっき言った通り、会議場近辺はデバイス持ち込み禁止。でね、本局預かりな機動六課もこれに則ってるんですよ』
どこから情報が漏れたんだろう。嫌な動機に苛まれながらも、なんとか呼吸を整えようとする。でも……呼吸は浅く、ただ苦しみを積み重ねていくだけ。
『私ね、これ聞いた時おかしいなーって思ったんですよ。だってアイアンサイズはデバイス吸収すらするんですよ?
なのになーんでデバイスなしを当然としちゃったんでしょうねぇ。そういう怖さは身を持って知ってるはずなのに』
『確かに……機動六課の所属が本局なら、特に問題なさそうですが』
『まぁ中央本部は本局とちょくちょくやり合ってる、レジアス中将の管轄下ですしねぇ。
その辺りで大変だったのかもしれないですけど……まぁはっきり言いましょうか! あり得ませんよ!
機動六課の話だけじゃなくて、地上部隊全体の警備意識が低かったとしか言いようがない!』
『CMの後はその辺りの話を深く掘り下げたいと思います』
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「ビックカメラは毎日安売り!」
古鉄≪あなた、ビックカメラとなんの関係もないでしょ≫
(池袋へ出た時はいつもお世話になっています。プラモ関係で)
恭文「塗料関係はコンビニ預かりできないしねー、アマゾンは」
古鉄≪便利ですよね、歩いて五分のところにファミマありますから。
そしてちょくちょく出ているケリーさんと司会……はい、あの方達をモチーフにしています≫
恭文「そう言えば山」
(オイ馬鹿やめろ)
恭文「そして僕達はどんどん核心へ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「そしてなぜこれが見つからなかったか。僕的には、はやて達にした話が絡んでいると思っています」
そこでシャッハさんの表情が明らかに険しくなり、不機嫌そうに僕を見る。理不尽だねぇ、この馬鹿ども。
「誰かが隠していた……と考えるのが妥当だろうね。もちろん聖王家以外がだよ。そういう事だよね、恭文」
「えぇ。それも相当な権力を持った奴が。ただ隠していたわけじゃなくて、局や聖王教会などにも手を回せる奴が」
「当然それはレジアス中将じゃないだろうね。彼の性格からして、これを隠匿するとは思えない」
僕も同感だわ。これは守るためのものではなく、支配するためのものだもの。それを……おかしいよねぇ。
あの人がクサいのは確かなのに、僕達それでもって信じちゃってるのよ。
「だけどヴェロッサさん、これ本当に使われるんですか? 僕もユーノ先生に言われるがまま調べただけなんですけど」
「使われるよ。鍵は六課が保護し、調べていた保護児童だ」
「アコース査察官、その話は」
「そうです、彼は部外者なのですよ。ロッサ、慎みなさい」
ユーノ先生とシャッハさんが止めてくるけど、ヴェロッサさんは構わず僕の前に画面展開。ふむ……これはDNAデータか。
「ロッサ!」
「部外者に事件捜査させている時点で、いろいろ遅いよ。シャッハ、君ならそれくらい分かるでしょ」
「そ、それはそうですが」
「あの子はどうも、プロジェクトFの技術を使ったクローンらしい。遺伝子のコピー元は件の聖王様だ。
聖王教会が情報開示を渋ってたせいで、ここまで情報が出るのが遅れたけど確定事項だよ」
「……原因は」
ついシャッハさんに厳しい視線を送るけど、これも許してほしい。ほら、横目だけだし。
「恭文、聖遺物って分かるかい」
「当然です、地球にもありますから」
「ちなみにフェイト執務官は分からなかった。地球の話をしたら、ここはミッドだとか言い出す始末だったよ」
「すみません、アレに頭脳労働を任せないでください。確実に失敗するので」
「うん、そうする」
聖遺物というのは、成人と崇められる人達が残した遺品だよ。地球にもね、キリスト関係とかであるんだ。
例えばキリストが処刑された時、使用された十字架。貼り付けにしていた釘や、死んだ事を確かめるため突き刺した槍。
遺体を包んだ布――血液などが付着していると、聖遺物としての価値は高まる。
それで観光客を呼んだり、信者を増やす事もできるから高値で取り引きされるものでもある。……なるほど、そういう事か。
「奴らに奪われたんですね、聖遺物が」
「正確には聖王の聖骸布だ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「HP版にもあったシーンですけど、ちょい描写を変えています」
(具体的には知っていたじゃなくて、今知った流れに)
古鉄≪でも聖遺物が分からないって……フェイトさん≫
恭文「キリストに謝ろうか、マジで」
(『だ、だってここはミッドだよ!? 地球と同じとは思わなくて……ふぇー!』)
ふぇー「ふぇー?」
恭文「あー、よしよし。ふぇーじゃないよ。ていうかまた遊びにきてたんだ」
古鉄≪一人で出歩くと、つぼみさんが……あ≫
(ものかげからじー)
古鉄≪心配なさそうですね≫
恭文「だねぇ。おー、よしよし」
ふぇー「ふぇー♪」
(ふぇーはどうやら、あおだけじゃなく蒼い古き鉄も大好きみたいです)
恭文「そうして更に襲いくる絶望……まぁ頑張って」
古鉄≪他人事ですしね、私達にとっては≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「最初から僕達、踊らされていたみたいだね。そりゃあかっちりハマった攻撃を仕掛けられるよ」
「アコース査察官も、同意見なんですか」
「こういう状況ですから、最悪の事態は想定しておかないと。そしてこれは……まだ序の口です」
「他にも、なにかあると」
「恭文は気づいてるよね」
「えぇ。それならそれで」
戸惑う二人を見ながら、右手人差し指をピンと立てる。
「なぜ機動六課をそのまま設立させたか。そこが気になるんです」
「なんだよねぇ」
「そんなの……決まっています! 騎士カリムや提督達がいたからこそ、八神部隊長達は機動六課を設立できたんです!
それだけの努力を積み重ねた場所なんです、あそこは! それを守るためにみんなが力を尽くしています!」
あんまりに哀れになってきて、鼻で笑ってしまう。
「馬鹿すぎるわ。これだから人を利用する事しかできないエセ騎士が」
「な……!」
「ごめんシャッハ、今回は否定できないよ。……よく考えてみて。確かに機動六課の後ろ盾は盤石。
でもそれならそれでスカリエッティ達を動かして、部隊員となる人間を襲撃すればいいだけだよ。
相手はハニトラ仕掛けて、聖骸布を奪っているかもしれない連中だよ? それくらいは楽勝でしょ」
「その相手がスカリエッティや戦闘機人っていうのも、この半年足らずで判明したとこですよ。
事前情報なしでやられたら、フェイト達どころか僕もそれなりに危ない」
「恭文君、待って。フェイト達もって……みんなは知っての通りオーバーS魔導師だし、君だって腕は」
「例えば地面に潜ったりできる奴を使って、歩いている時に引き込んだらどうですか。
引き込んだ先は当然AMFが展開してあって、思いっきりフルボッコ」
ユーノ先生もそういう奴がいるのは知っているから、小さく声を漏らす。そう、真正面からじゃなければOKなのよ。
ていうか実際それが可能だって、昨日の段階で証明されてるでしょ。疑問に思う事そのものが馬鹿らしいレベルだ。
「それなら確かに……そうだ! レリックの事も考えたら、なのは達を見過ごす理由がない!」
「でしょ?」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
古鉄≪分かっていても止められないんですね、分かります≫
恭文「結局六課には入らない方がよかったって……なにこれ」
古鉄≪やっぱりスクールウォーズの力が足りなかったんですね≫
(『キョウリュウシルバーの事はえぇから!』)
恭文「こんな感じでドキたま/じゃんぷ第七巻、ミッション話のリマスターは進んでいます」
古鉄≪三巻のリマスター版も、次の幕間を出したらすぐって感じでしょうか。二十話の戦闘シーン、まだ手をつけていませんし≫
恭文「ここでそのままリマスターできない、作者の悪いクセが」
(……なんかごめんなさい。それと同人版の挿し絵用に、またエールストライクガンダムを購入しました。
本日のED:星井美希(CV:長谷川明子)『ふるふるフューチャー』)
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