作者でも分かるとまと同人誌情報コーナー
ドキたま/じゃんぷ第三巻経過報告(サンプルあり)(2014/1/21)
古鉄≪というわけで、今回はドキたま/じゃんぷ第三巻となります≫
恭文「ちょこっとずつ作業は進行中。今回はこんな感じですね。そして」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
『あむ、流行り廃りに乗りやすい日本人の風潮に苦言を呈したいなら、もっといい場があるよ?
2ちゃんねるって言ってさ。情報が集まりに集まって、たまにゴミためみたいなところもあるのよ』
「いや、そんなとこ行く必要ないし! てゆうか、コレはだから……バカじゃん!?」
『分かった。じゃあ電話切るけど』
「それは駄目!」
『じゃあどうしろって言うの! あむ、僕だって最近めっちゃ忙しいのよ!?
最近作っていたパワードスーツ、ようやく完成しそうなんだから!』
「パワードスーツ!? え、新しいフォームですか!」
『違う違う。EMPDや維新組に、ガード用に売り出せないかと作ってたものでさ』
なんか凄い商売始めようとしてる!? それってその、ややから聞いたラプター的なのじゃん!
「そ、それって勝手に動いたり……デカメタル入ってたり」
「動かないし、全部こっちの技術で作ったものだよ」
それを聞いて一安心。ほら、コイツは向こうの技術とか覚えてるしさ。だからちょっと不安だったけど。
「着ぐるみだから着込んで動かす。自動戦闘機械の大量生産は暴走フラグだから』
「そんな理由!? あと着ぐるみってなに!」
『遊園地とかで不審に思われずガードするためのものだから。名前は量産型ゴンザレタロス』
「なにやってるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
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古鉄≪はい、HPでもやったあのお話です。密度濃く進みます≫
恭文「やっぱり続けて書いていると、表現も変わってくるんだなぁと実感する毎日です。そして」
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「ただいまー」
「ただいま戻りましたー。いやぁ、今日も一日大変だったー」
「お帰り。お風呂にする? ご飯にする? それとも私かしら。そう、私ね。
あ、当然あむは除去よ? アンタはそこら辺の草でも食べてなさい」
僕とあむが玄関に入るなり、いきなりツインテールがアホな事を言ってくる。てーか……歌唄!?
「「歌唄!? なにしてるの!」」
「チョコ渡しにきたのよ。ほら、最近流行ってるじゃない。あと……例の二人とちょっとお話」
例の二人……りん達か。あむも合点がいったようで、キャンディーズと一緒に『あぁ』と唸る。
「でも歌唄、なんでりんさん達と」
「私というよりは、さっき帰った三条さんね」
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恭文「歌唄も出ます」
(『アンタ、端的すぎない?』)
恭文「……ごめん、許して。HP版と違って、光源氏疑惑が」
古鉄≪まだ悩んでたんですか≫
(『古き鉄、悩みます』)
恭文「そんな日々ではありますが、またまたしゅごキャラ達メインのお話をやります」
古鉄≪ここはアニメオリジナル話ですね≫
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「あれー?」
でも通学路を歩いている途中、ラン達が首を傾げ始めた。
「アンタ達、いきなりどうしたの」
「しゅごキャラの気配がするんですぅ」
「しゅごキャラ? ……あ、まさかまたあの嫌みな」
「それとは違う気配……あむちゃん、あれ!」
右側の車道ど真ん中を、みんなが指差す。そこには横たわるたまごがあった。
ダイヤ……というか、輝きのエフェクトが犇めくそれは、確かに普通のたまごじゃない。
『――しゅごたまだぁ!』
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恭文「このお話、実は大好きなんだよねぇ。アニメのしゅごキャラはアニオリでも、気持ちがほっこりする話が多くて」
古鉄≪以前無印でやった『ちいさなたまご!』というお話も、見ていて優しい気持ちになれる脚本でしたよね。
なおその時の唯世さんは気持ちがくさくさしていたのか、若干口調が荒かった記憶が≫
(『そ、そうだったっけ』)
恭文「そうだそうだ、HP版ではやってないけど、アニメ二年目終盤の話もいいよね」
古鉄≪どの話ですか≫
恭文「りまとややが、地下の仕掛けに閉じ込められる話」
古鉄≪ああ、あれですか≫
(そんな分けでアニメしゅごキャラ、おすすめなのでお時間のある時に是非見てみてください)
古鉄≪さすがにバンダイチャンネルでは見られませんけど≫
恭文「そこはTSUTAYA……とかね。どっかの(正規な)動画サイトとかで見られないのかな」
古鉄≪あれですか、GyaOとか≫
恭文「それ」
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「アレ……日奈森さん? それに蒼凪君も」
頭を抱えかけたあたしに、十時方向から女の子が声をかけてきた。
ちょうどキッチンを挟んで向かい側にいて、亜麻色の長髪で丸眼鏡の子。
左髪の一部をサイドポニーにしてて、結構可愛らしい印象。
あたし達と違ってエプロンは着用してないから、来たばっかかな。
「あむちゃん、この子って」
「確か月組の」
「小暮ゆきな。ねぇ、もしかして二人も明日のコンテストに出るの?」
「あははは……違う違う」
「僕も同じく。てゆうか、お仕事で余裕ないし。今日は家族交流も兼ねてお勉強」
恭文、アンタの場合別の意味で余裕ないよね。うん、ごめん。あたしのせいだよね。
だってママとあみがすっごい応援オーラ向けてきてるし。もうなんというか、ごめん。
「あー、良かった。蒼凪君に出られたら、さすがに私勝てないもの。
……調理実習でプロ並みの実力を披露しまくってるのは、もう有名だしさぁ」
「え、マジで?」
「うん。私もクラスが同じだったら、ご相伴に与りたいところだよ」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「そんなアニメオリジナル話……はい、このお話もやります」
古鉄≪前巻で前振りしてますしね。その結果、こうなってしまうわけで≫
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「あー。ミキ、もうお肉いらないの? だったら私がもーらい♪」
するとランがミキのローストポークを取り、一飲み……ちょっと!? アンタなにしてんの!
「あー! ボクのお肉! ラン、なにするの! せっかく後で食べようと思ってたのに!」
「そうなの? でもでも、だったら早く食べちゃえば良かったのにー」
「馬鹿! そういう話じゃないんだけど! ホントにランは単細胞なんだから!」
「……単細胞ってなに!? ミキがもたもたしてるのが悪いんだよね!」
取っ組み合いを始めかけたので、慌てて皿を置いて引き剥がす。
「アンタ達、喧嘩しないの! ていうか、今のはランが悪いじゃん!」
「なんでかなー! ミキがもたもたしてたのにー!」
「うっさい! 人のもんを横からかっさらったじゃん! ミキ、なにも答えてなかったよね!」
「そうだそうだ!」
ていうか、あたしもあみにやられて、腹立った事があるし! これは味方できないわ!
ランはめちゃくちゃ不満そうだけど、ここはびしっと言っておかないと。
「もう、あむちゃんも駄目ですよぉ。パーティーの最中に喧嘩なんでいけません。……はむ」
そこでスゥがのんびりゆっくり、お肉をかじる。マイペースだなぁと言いそうになったけど、ぐっと堪える。
そうだそうだ。今はパーティーなんだから、邪魔しちゃ駄目じゃん。この話は後でもできるし、一旦置いて。
「スゥ、なに一人で食べ続けてるのかなー!」
「ホントちゃっかりさんなんだから! 抜け駆けして楽しい!?」
アンタ達、なんでそこで喧嘩売っちゃうの! スゥは膨れて立ち上がり、二人の前で仁王立ち。
「なんですかぁいきなり! スゥはちゃっかりさんじゃありません! ランとミキがお行儀悪いだけですよぉ!」
「「そんな事ないよ!」」
「スゥもストップ! ほら、その話は後! パーティーの邪魔しちゃ駄目じゃん!」
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恭文「……あの馬鹿ども」
古鉄≪また面倒をかけてくれるわけですね、分かります≫
恭文「とりあえずあれだ、ランは既婚者になったから落ち着こう」
(阿澄佳奈さん、ご結婚おめでとうございます)
恭文「ちなみに作者はあれだ、しゅごキャラとかひだまりスケッチの頃から知っていたから、なんか不思議な気分だった」
古鉄≪ただその理由もすぐ判明しました。……松来未祐さんが≫
(もうやめて)
恭文「まぁロッテさんの心配は後でするとして」
(『アタシじゃないし! アタシにはやすっちがいるじゃん!』)
恭文「いつもの事ながら戦闘シーンなどは全て書き下ろし……魔法使えなくなったからなぁ」
古鉄≪基本ラインは変わらず、地の文が大半変更ですね。でもそんな中で丸々書き下ろしの話もあるわけで≫
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聖夜市――東京近郊にある都市。別名星夜市と呼ばれる街だが、東京近郊の『市』は他にもある。
例えば埼玉県・朝霞市。一番近い山手線の駅は池袋で、東武東上線に乗れば乗り換えなしで行ける。
デパートなどもないような場所ではあるが、アクセス自体は悪くない。電車だと二十分前後で池袋だからな。
川越街道も近くだし、車やバイクなどでの移動もアリだろう。そんな朝霞市に俺らはやってきた。
朝霞台駅の南口を降り、駅前ロータリーを望みながら俺は。
「ラーメンだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「いやっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
空海君と一緒に叫んでしまっていた。ダイチもはしゃぎ、俺の心もウキウキ。もう俺らを止められるものはなにもない。
が……そんな俺らを冷ややかな目で見る、少女二人がいた。
「……アンタ達、落ち着きなさいよ。ていうかサリエルさんも、いい年した大人なのに」
「そういう歌唄だって、楽しみにしてたろー?」
「そうなのです! ネットでお店を調べていたの、エル達はしっかり」
「アンタ達は黙ってなさい!」
はい、歌唄ちゃんだ。オフという事で、食べ歩きに付き合ってくれる。
いやー、歌唄ちゃんの食べっぷりも相当だからなぁ。実はかなり楽しみなんだよ。
≪主、よだれが≫
「おっといけね」
金剛にたしなめられ、慌てて口元を拭う。……時刻は十一時を超えたところ。まずはあそこから責めるか。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
古鉄≪はい、これだけ挿し絵が二枚とか、ちょっと頭おかしい事になってます≫
恭文「ちなみにね、朝霞台駅に『空海』ってうどん屋さんがあったのよ」
(『え、マジか!』)
恭文「でも今日、駅前にできた幻六ってラーメン屋さんに行く途中見たら……看板が変わってた」
古鉄≪というか工事中でした。……空海さん、残念でしたね≫
(『やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!』)
恭文「でもね、幻六醤油そば……美味しさがやばかった。
お店自体は狭くて、木造りの小屋みたいな感じでね。席もカウンター三席。
テーブル席一つで四席くらいだよ。麺はそばみたいに風味があって、スープはあっさりしながらも飲みごたえがある。
具はチャーシュー、ノリ、三つ葉、ネギにメンマだよ。……特にチャーシューが凄い。
スープの風味を壊さないようなあっさり味なんだけど、噛んでいくと豚の旨味が襲ってくる。
安定しながらもグイグイ攻めてくる、恐ろしいラーメンだった」
(大ヒットすぎます)
恭文「あ、それと薬味が特徴的だった。刻んだわさびが小瓶に入れてあって」
古鉄≪それを入れると、スープの感じが変わるんですよね。わさびのピリっとした感覚がほのかにでも広がると、気持ちが一気に緩みますよ。
で……本来ならこの話にも盛り込みたかったんですけどねぇ。作者が店に気づいたのが昨日だったので≫
恭文「更に言えば、今日お店に行ったのよ。写真を取れば挿し絵に使えると思って。……デジカメ、途中で電磁切れしたけど」
(なんてこったい)
恭文「それはこっちのセリフだよ、馬鹿が!」
古鉄≪でもただラーメンを食べるだけじゃありません。こんなキャラも出ます≫
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「……邪道だなぁ」
だが店員さんがライスを準備しているところで、カウンターから声がする。
その子は黒髪を七三分けにし、赤いタキシードという派手な外見。
しかも青い蝶ネクタイと金縁眼鏡……個性的すぎる。ていうか俺、なんでアレに気付かなかったんだ。
そんな野沢雅子ボイスの男の子は、やれやれと言った様子でこちらを見ていた。
「僕に言わせれば、ラーメン屋でライスを頼むなんて……お店の人に失礼ですよ」
「いや……全然そんな事はないんだけど」
「あれ、お前……丸山くんか!」
店主さん達も困っている中、空海君が野沢雅子ボイスを指差し驚きの表情。
「空海君、知り合いなのか。あの野沢雅子ボイス」
「知り合いではないっすけど、最近人気のラーメンブロガーっすよ!
小学生ながらあっちこっち食べ歩いてて……フルネームはえっと」
「丸山春樹です」
「そうそれ!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「はい、アニメしゅごキャラを見ていた方々はお気づきでしょう。悟空師匠です」
(『お、呼んだか?』)
古鉄≪偽名を使っていますが、これから三人は超サイヤ人と戦う事になります≫
恭文「さすがに勝てないと思うなぁ。でも頑張ってほしい」
(『そんな話じゃねぇよ!』)
恭文「悟空師匠はそれとして、馬鹿な奴らも暗躍してくれます」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「「遺伝子密猟団?」」
「そう」
コリンズは物騒な名前を出してきた。
「まぁあれだよ、今回GPOを呼び戻したのは、一種の派遣なんだよ。
もちろん俺みたいなぽっと出が司令官になったのもよ。シルビィ、お前なら知ってるだろ」
「え、えぇ」
「サディスト坊主はさっぱりだろうから、説明してやってくれ」
「分かりました。……えっとね、実は最近パーペチュアルで、問題になってる事件があるの。ここは召喚魔獣関連とは別に」
シルビィはそう言いながらモニター展開。そこには現場写真らしきものが……でもおかしい。
動物や植物関係ばっかりなのよ。これ、一体なんの証拠なのかな。
「パーペチュアルに生息する希少生物や植物の遺伝子を、違法な手段で搾取する集団が現れてね。
ここはライシアン族なども入っている。だからGPOと連邦保安局でも捜査を進めていた。
ほら、臓器密売シンジケートの例もあるから。……そうしたらパーペチュアルだけじゃなかったの」
「ありがとよ。それでだ、あっちこっちの世界で同一犯と思しき事件が起きている。
それがこっちの遺伝子研究所、襲撃してるっぽいんだよ」
「本当ですか! でも、こっちにはなにも!」
「俺もついさっき聞いたばっか。嫌だねぇ、お役所仕事って」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恭文「今度は遺伝子密猟……ジーンダイバーを思い出す」
古鉄≪年がバレますよ≫
(既にバレている蒼い古き鉄)
恭文「こんな感じでドキたま/じゃんぷ第三巻、お話も進んでいきます」
古鉄≪みなさん、なにとぞよろしくお願いします≫
(燃え上がれー燃え上がれー燃え上がれーガンプラー♪
本日のED:SoutherN(栗林みな実&山下洋介) 『Bounce Back』)
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