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シドのツクル詩
ゆずへ
君の中に言葉を捜す


眼に見えても眼に見えなくても君の心は聴こえる



僕の中の声を伝える


君だけに




エッシャーの様に仰天させなくともカレーの様に誰にでも好かれるわけでもなく




暗闇のなかにあるシャドーの様にいても気付かれね存在



ただ僕は君の中でほんとはいない幽霊の様に存在感を漂わす



闇の公園で独り君を聴く



君のもとへ飛び立つための羽は大穴に落とした




今まるで親の側にいる産まれたての山羊やアヒルだ



でも君のもとに着くまで決して諦めたりはしない

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