POEM
いつもお風呂は44度
お風呂に入るのには
抵抗がいつもある
熱いお湯ですべてが
流されてしまうようで
自分が自分じゃなくなるようで
そんな一瞬が恐いから
いつも抵抗がうまれる
入ってしまったら
あの熱いお湯が逆に
心地よかったりするんだけど
そんな環境に慣れて
しまっている自分が
恐ろしくなって
また足元がすくんでしまう
心では安住の地に
たってみたい
でもどこかでは
自分は異国のものである事
が恐ろしい
何もかも捨ててきたはず
なのに
失うことになれたはず
なのに
失うことにまだ恐れている
のかな
幸せを掴んだあとが恐くて
幸せになるのが恐くて
そんな自分に慣れてしまうのも恐くて
やっぱり私は
熱い44度を頭から
かける
それなら記憶がたまる前に
すべてを流す
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