ご指名は?1.5 〈くくさん達の日常〉
ナチュラルセクハラNRR
そして、急にふと思い出したかのように、ガバッとくくさん、Oの口にした。
なんかタコのウインナー的なポップさがあるな..とちょっと何故かクッと悔しく思いつつ、くくさんを葉太朗くんと眺めていたら、
「O!チチ触っていいぃぃんッッッ????おっけけぇぇえンンン!!!」
真顔でナチュラルに変態さんだった。
「なんで自分で問いかけて自分で答えてるんですかーー!!!!ゥモオオオオオオオオオオオオオーーーーーーー!!!!!!!!」
と、本場のウシさんビックリの叫び声をあげてしまった。
「おっ、おいッッ!!大丈夫かッッ!!!??ってくく、こらッッ、やっ、やめろおおおおッッ!!!!」
と、どもりながらも、まさに猪突猛進といった具合で、果敢にくくさんに覆い被さる葉太朗くん。
で、私は無茶苦茶な状態になりながらも、くくさんが何故かペロペロべろべろ顔を舐め始めたのを甘んじて受け入れていた。
ーーーーいやっ、甘んじてではないっ!!!うわっ、くくさんのヨダレでもみあげら辺の髪がモウメチャクチャァ!!!ウワッ!!ヤメロッッ、テ!!
まさに三位一体の状態ゴチャゴチャワチャワチャわったんしてたら、葉太朗くんがゼェハァしながら半裸のくくさんにしがみついていた。おいおいそこのくくさん、いつの間に半裸になったんだ?
「あ、」
「?」
いつのまにか、私の胸らへんのところにくくさんの頭があった、それが震える。
「あハははははははははははッッッッッッ!!!!!!」
「!」
目を閉じて、ほんとに絵にかかれたにこーーーッッッて感じの笑顔で、その顔が、私の顔のすぐ真下にあった。
「くっくくさん....っ」
と、思わず眉を下げてしまったら、笑顔のままのくくさんがス....と私の胸あたりに手を動かした。
「ガッッッ.....!!!!!!!!!!!!」
ぎゃああああああああああああっ!!!!!
叫び声が、屋敷にこだました。
ちなみに。
びっ..びっくりした..本当に触られたかと思った....!!!!
顔真っ赤。心臓バクの臓。
実際は、胸らへんに空気が入っていて、服しか触られてなかった。
「ざんねんんんんッッッ!!!」
くくさんはだるそうにブーッと両腕伸ばして机の上にうつ伏せになってた。
「ぜぇ、はぁ、はぁッッ...??」
くくさんの暴れっぷりは華夜さんでも完全に倒す事ができない。
何が起きたか分かってない葉太朗くんは、ずっとうなだれたままだった。
おわり
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