ご指名は?1.5 68
「.................」
まだ鳴り止まぬ心臓の中....いや鳴り止んじゃったらやばいな、ってイヤッそうじゃなくてそういう事思ってる場合じゃなく、とかく、手汗ヌッチャァァ..させながら仰向けで、改めて思う。あ、汗で今目がしみた。
というか...もうここまで色んな事ありすぎたなぁ..
ゴロン、と感傷的になった直後にシャア...ッて音して無事目と心臓が張り裂けそうになた。ところでまた正座を崩し、胸に押さえてた手をおろし..ゴロンと寝返りをうつ。
つか魔法って..魔法って.....!?!??ナタリンドユコト....!???まず美男子様様々様様様様様様方たちと暮らす?時点で一生分の奇跡、いや永遠的に輪廻転生しても無いでしょう運使い果たしたというのに..、レア体験に、一生に一度も経験しない人がほぼのごく稀のレア体験重ねすぎて..。
「今まで外であの人達のファンの獰も..子猫たん達に追いかけ回されたりで忙しかったから..いままで考えることもなかったんだな..」
寝た状態でうつ向きになって、顎の下に両手を敷いた。夢見心地みたいにぽぉ〜っとする。
なんか、もうもう経験したくない、とぶるっと震える程の暗闇の中ひとりでさまよった時のーー..比じゃないけど何とも言いようの無い不安が胸の奥からつきあがってきた。
それこそ私が小説やらドラマで見た魔法のよう..。
そこまであんまり悪い感じの不安ではない感じ。感じ2回言ったな、とかすかに自分ツッコミが入るがそんな事はもうどうでもよくなり、次の一瞬には忘れていた。
前にも言った通り、美男子様様々様様様様様様方とこんな関係になれただけでもうもうもうもうもうもうもう(以下略)いいぞと。..でもやっぱり、怖い。この不安が。この建物ーーーなんの館か施設なんだか分からないお城のようなものを見つけた日から、全てがおかしくなったんだ。
「....」ちょっぴり目を見開いて、その途端ぶっと吹き出してしまった。全てがおかしくなったて!映画か!Movie showか!ってあ..映画ってMovieか..!!?あの英語のテストん時ソー書けば良かっだンあぁぁぁああああ゛!!!!!と自分の過去の地雷を自分でしっかり踏みしめたところで、ハッとする。
「コレ...っどうするよ!!?!?」
コレとはもちろん、さっきのホストに関する記事の事だった。
ーーーーーし、ひかもぉホストしてた時ぃいいい..隼人さんとかお酒普通に取り扱ってましたよね!!!?イヤ隼人さんとかは年齢的にオッケーだからイイとしてっ!アレもダイジョブなの!!?あれ、僕、お酒飲みたぁいとか言ってドンペリドンペリペリペリペリー!!ドンペリーニョてイメージだから(参考:漫画)もしかして.....アイツッ..
途端に天使モードの悪魔くん(笑)あ、いやゴホン!の悪魔野郎が出てきて、思った。
飲んでるーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!?!?
..ってなって、頭真っ白になったけど、ぶっちゃけアイツならまぁま..やりそうな事だなぁと妙に納得してしまった。イヤ未成年飲酒は法律的には絶対ダメけどッ!!!と脳で即突っ込みをする。
危ないとしたら...とあごに手を添えて思考を張り巡らせたその時、ーーーガチャッ。
んふぁっ..
その時、私は完全に語彙力を失った。フワワんっ..と世にも嗚呼、嗚呼..,なーーー
「お風呂、あがったわ。鈴ちゃんも..どう?」
華夜さんは、それはさりげない笑いなのに、ニコッの後にピンクのハートがついてても構わないようなまさに最高の笑顔を見せた。
「!?!?!?」
あやうくはなぢがふんしゃされるとこだった!!
「鈴ちゃんっ!?」
慌ててその、お風呂上がりとは思えない(?)スんバラシー、完璧なお部屋着姿の華夜さんにかるく支えられた。!!!ハッびっくりした..どう..?ってそういうおサソイのヤツじゃなくて次おフロ入れば?的なヤツかあーー安心したァー!!!?????????????
「あっファファふぁい!!!?入ってきま!!!」
と、一瞬目を見開いた華夜さんに背を向け、手と足がまた同時に出!!ーーーと、その瞬間、
「ーーなんてね、冗談冗談。」
華夜さんから後ろから抱きしめられっ..て..「へっへええええええ!????!!!!!?」と、同性なのに変な声が..っ
いや変な声も出るよ!!!!!だって華夜さんの抱きしめ方がなんか、かるい感じーーでもちゃんと離せさせないようになってて、女性なのになぜか、しっかり腕の中に捕まえられたって感じられてーーーーーーーーーーーーーーー
「かーわいい。そんな声も出しちゃうんだー」「っ..」
華夜さんは、まるでチャラモテ男のような事を言ってのけた。高い女性の声なのに、身悶えして骨の髄まで震えるくらい、それはーーー.,
コッッ...ここここここんなにべっ、ベェべ美ボディを押し付けられてタマンネーーー!!って本来なる状態のクセに、そッその、普通に女性として美しい笑顔でさえ、なななんか、意識してしまう。な...............に..........................?
「ねぇ鈴ちゃん..あたしもう一回入っても構わないからさー、お風呂、一緒に入らない.....?」
「ゴぇえあごっガ....ッッッッッッッッッッ!!!??」
意識してから意識してぬかその全男性ころしそうな妖艶な流し目はッッッッ!!???と、ものッッッッッそい変なお馴染みの声が出てしまってパァンッ!と口を押さえる。それを問われて、
ドキドキドキドキドキドキッッッ!!!て妙に甘美ッな感じに走り出した心臓はモウ止まらない!!!!!いっそ止まってしまえ!!!!!!!!!!なななななななな想像してたドキドキとはちがうよおっ...というかエエエ?冗談冗談って..そっちの冗談!?????????イヤもうスキ!!!!!!!!!!!!!って本気でこれじゃほんとに私そっちの気でもあるんじゃーーー..
「あらあらっ!?ダメよぉ赤くなっちゃってる...!」
とやっっっっ......と華夜さんから解放されて、手首掴まれ心配されて、ホッとした..。
「ごめんごめん〜あたしなりの挨拶のつもりでさッ!会う女の子にはみんなしてるんだ〜今みたいに真っ赤にされちゃう事も多いケド」
なんだぁ〜って思って、そしてちょっとホッとした。同性でもだよね...!だってあらためて考えたら、圧倒的おっぱんんうっゲフンッ、ぐへっスタイル良いし美人が余りにも過ぎるもの...
「まぁ、じゃあ今日はやめとくわ!そしてーーー..。」
ギィイイイイイイイイイーばったん。
「へっ..?」
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