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してん*ほーじ
ページ:13

-放課後-


やっぱ気になる。
ほんまに
謙也の彼女が
カナなのか。


もしかすると
カナじゃないかもしれへんし、
俺の聞き間違いかも
しれん。


はぁ…
毒手はきかんしな。








かばんに
荷物をつめていると




「あれ〜
久しぶりだね。

もう体調は平気なの??」




女神のような声がした。



振り返ると
カナが後ろの
扉から
手を振っている。


なんか…
タイミングよすぎやな。



白石
「おぅ
カナ久々やな。

俺はいつでも
元気やで。

健康には
1番気使ってるんやからな。


今日も
委員会かぁ??」



カナ
「まぁね。

窓の閉め忘れとかの
チェックしたりね。

白石くん
2組の窓確認してから
帰ってね。」


白石
「いつも
委員会大変やな。

了解。
ちゃんと
確認してから行くから
安心しーや。


カナ
「ありがとう。
それじゃ
またね。」



カナは
つぎの教室に進む



白石
「ちょいまち。」


俺は
カナを
追いかけ
肩に手をおき
知らず知らず
カナを呼び止めていた。



口が勝手に動く。



白石
「待って。
俺、カナに
聞きたいことあんねん。」


すると

彼女は
びっくりしたように
振り返る。



カナ
「…聞きたいこと??」

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