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してん*ほーじ
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白石
「…さて
俺も帰ろかな……」


カナが
立ち去ったあと
しばらく
ただただぼーっと
ここに座っていた。



お金を払おうと
レジに向かう。



すると…

店員さんが
もうお支払いは
済んでおりますよと
言われた。






??




カナが
会計したんか??




あかん。

女の子に
払ってもらうなんて

めっちゃ
カッコ悪いやん…




無事に
家に着いたが
ぼーっと歩いてきたので
帰り道どう帰ってきたのか覚えていない。



部屋のベッドに
横になると
由香里が心配そうに
ドアの隙間から
俺のことを覗いていた。



白石
「…なんや??
由香里。
髪か??勉強か??」


由香里
「いや、ちゃうよ。
家帰ってきて
すぐに
部屋いって
寝てるなんて
くーちゃんにしては
珍しいなと思て
あとつけてしもた。

くーちゃん
具合悪いん??」



白石
「…そういうことかいな。今日は
気分的に
疲れてしもたから
由香里、
ちょっと一人に
させてくれへんか??」


由香里
「あ、うん。
わかった。
じゃ、
ごはんの時間なったら
呼びにくるね。」



と、
言うと
由香里は
静かにドアを閉めた。

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あきゅろす。
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