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夢幻の唄
夢幻の唄−はじまり
それは遥か彼方、未来の物語。世界は人々の欲望により進歩と衰退を繰り返していた。荒れ果てた大地から目を背ける様に次々と華やいでく街。人々は世界滅亡の小さな足音から目を背いて当たり障り無く日々を過ごしていた。
自然に癒しは求められ、詩が注目され始めた中、世界は詩による世界再生伝説に寄りすがる様になった。
「夢幻の唄」
神々の天地創造時に世界再生の書として作られた
伝説の上で伝わったその唄の実在は以前、確認されていないにも関わらず、いつの間にか世界救済の唯一の希望となっていった。
その希望に寄り掛かった人々は自らの再生力を失い、世界衰退を加速させていった。が、そんな現実も直視出来ず街は日に日に華やかさを増し唯唯、不安を紛らわすだけだった…。
と、こんな世界を舞台に主人公が夢幻の唄を探す中、世界の矛盾に気付いて行くというファンタジー小説です。ハッとさせられる小説にしていきたいです。


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あきゅろす。
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