[
携帯モード]
[
URL送信]
Destiny〜if〜
5
彼等の優しさに嘘はない。
だけど。
…だけど。
(私は、怨まれる理由を持っている)
1.ナチュラルである事実
2.父がブルーコスモスであった事実
3.『核』を討たせた事実。
偽りのない優しさが一瞬で嫌悪に変わる事を知っている。
体が震えた。
きつく唇を噛み締めてそんな事ないと呪文のように繰り返す。
(ダメよ、そんな事認めたら。)
頭を降って歩く。自分が勤務する事になる医務室へと向かう。
[前へ]
[次へ]
5/12ページ
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!