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Destiny〜if〜
6
「フレイさん。私は、あなたを責めるつもりはないのよ?事情は聞いてるから」
私は、ハッとしてリナさんをみた。彼女は、私を安心させるようにうなずいた。
「騙されていたんでしょ?でもね、ザフト…というか、プラントはそれを認めないでしょう」
「え…。な…んで…!?」
リナさんは、苦々しい顔で言った
「ザフトにとって、ラウ・ル・クルーゼが英雄だからよ」
よく解らない私に、リナさんは噛み砕いて話してくれた。クルーゼ隊長の今までの功績や、連合に汲みいる明確な理由が解らない以上彼にスパイ容疑は掛からないと言うこと。また、そんな事実がありながら、最新鋭機に乗せて前線に出したとなれば国も問われることになる。そんな墓穴をプラントが掘るわけがないと彼女は言い切った。

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あきゅろす。
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