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Destiny〜if〜
10
倉庫まできたはいいが、フレイは暇だった。
アスランは、セイバーに乗り込み紅い短髪の少女‐…先程、アスランにルナマリアと名乗っていたか…‐と話している。
部屋に戻ろうか?とセイバーの足元でフレイは思案する。
「ねぇ!ローズさん」
「え?」
上の方からの呼び掛けにフレイは顔を上げた。
「こんな、せまいコックピットじゃ大変だったでしょう?」
ルナマリアが、セイバーから降りるとにっこりと笑って手を差し出してきた。
「ちゃんと挨拶してなかったわね。私、ルナマリア・ホーク。あんな、狭いコックピットで移動したんじゃ疲れたんじゃない?」
「あっ、よろしくお願いします。…そんなに狭くは感じなかったけど…」
「そう?まぁ、ザクよりは広いわよね」
そういわれてもフレイには分からない。話を切り替えるためにフレイが切り出した。
「あの…ホークってもしかしてメイリンさんの?」
ルナマリアはにっこり笑った

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あきゅろす。
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