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Destiny〜if〜
1
会えないと、会ってはいけないとずっと思っていた。
―…だけど。

モニターに映る見覚えのあるコバルトブルーに覚える感情は懐古?悔恨?
それとも、期待?
再会への予感に震えた肩を抱いた。
「もうすぐオーブの領海だ。大丈夫か?」
「えぇ」
MSに乗った事の無いフレイをセイバーに乗せる事になって、彼はとっても気を遣ってくれていた。
気持ち悪くなったら吐いていいからとか、女性に対して、ちょっとデリカシーが足らないような気もするが、単純にこちらを心配してのことだとわかったし、不器用ながら優しい人柄にMSに乗る緊張は解れていった。

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あきゅろす。
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