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Destiny〜if〜
動き出す運命
フレイはこくりと頷いた。
「多分、貴方のことも知ってるわ。キラの親友で、ラクス・クラインの婚約者」
もっともこの二つしか知らないけどとフレイは言った。
「君は、いったい……」
「私は、ジョージ・アルスターの娘よ。あなたの婚約者を人質にしてって言ったのも私」
「っ!」
アスランは息を呑んだ。その時のことは鮮明に覚えている。キラに対して怒りと敵意をしっかりと持った切っ掛けであったから。キラはラクスを返してはくれたけど、アスランの誘いに拒絶を示した。それが、裏切りに思えて、それから解り合おうともせず打ち合い、結果ニコルを失った。

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あきゅろす。
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