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Destiny〜if〜

「わかってる!だが、しかたなかろう!!」
苛立ち叫ぶイザークに鷹揚に頷くディアッカ。
「っ!それでいいと思うの?本国に連れていけば、査問にかけられて銃殺刑確定なのよ!?この娘に濡れ衣着せて殺すことになるのよ!!」
リナの言葉にイザークは言葉を呑む。
「リナさん。ありがとう」
フレイは、リナに頭を下げるとザフトの二人に目を向けた。
「イザーク、私をプラントにつれていって」
「ローズ!?何言って…」
「私はフレイです」
「っ!」
懍とした声で明言した。
「私のせいで、人がいっぱい死んだのは本当だもの」
「それは違う!お前は…お前は騙されていたんだ」
イザークは言う。それを聞いてフレイは柔に目尻を下げた。
「知ってるわ。それでも私の罪は変わらないから…」
懍とした声で、決意に満ちた顔で、彼女は言った。
「私の代わりにエデンの住民の安全補償を要求します。」
「馬鹿なことを…っ!」
あおくなるリナ。
「…いいのか」
「うん…リナさんありがとう。エナのことよろしくね」
決意を読み取ったイザークは本国との交渉を引き受けてくれた。

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あきゅろす。
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