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Destiny〜if〜
何気ない日常に6
二人っきりになってようやく落ち着いたのか、ミリアリアはリナさんのいれた紅茶を一口含んだ。
「痩せたね。フレイ」
そう言って、私の手をつかんだ。袖口から火傷の跡が見えていた。
「もっと早く、見つけてあげれば良かった」
目頭を押さえるミリアリアに私は首を振る。
「そんなことない!来てもらえただけでうれしい!!」

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