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詩
街明かり
街明かり
地上に堕ちた星たち
それでも綺麗だと思った
偽りの光でも
照らしてくれる灯
星空が欲しかった
あって当たり前の物が
目の前から消えた
冷たい光はただ憎く
奪われた哀しみは
ぎらぎらとした世界に
弄ばれるだけだった
星空が欲しかった
あの日の星空が
もう会えないと解っていながら…
街は輝いていた
無邪気に
それを綺麗だと
思えた日々には
もう戻れない
あの日とは違う眼で
今はそれを愛しく想う
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