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詩
夕暮れ、夏
いつの間にか蝉が鳴いている
冷房の効いた部屋でそんな事にも気付けずに居る
季節は知らぬうちに巡る
僕は何も変われないままで居る
背中に流れる汗を不快に思って
冬の寒さを想う身勝手さ
便利さと忙しなさに身を流され
また失っていく遠い日々
遅い夕暮れを待ち侘びていた
あの夏の日
消えていくのは
儚き蝉の声
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